SEWB+ クライアントサーバシステム開発ガイド
エクスポート・インポートの設定例を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) エクスポートの設定と実行
- (2) インポートの設定と実行
(1) エクスポートの設定と実行
資源を配布する側は,次のように設定して,エクスポートを実行します。
(a) エクスポートの設定
- 1.一般タブに次の設定をする。
項目 設定内容 運用名 任意の運用名を設定する コメント 任意に指定する エクスポートできない資源があっても続行する 選択しない (ドキュメントをチェックアウト中などでエクスポートできない場合中止とするため) エクスポートファイル 出力するエクスポートファイルのファイル名として,任意のファイル名を指定する エクスポートファイルの最大サイズ 1本の媒体に格納可能なファイルサイズ(単位:MB)を指定する(例えば,230MB格納可能なMOを使う場合は「230」と指定する) 既存のエクスポートファイルを上書きする 選択する(設定したエクスポート運用で繰り返し配布をするため,既存ファイルがあれば上書きする)
- 2.ドキュメントタブに次の設定をする。
項目 設定内容 ドキュメントをエクスポートする 選択する 最新の情報をエクスポートする 選択する エクスポートするルートドキュメントフォルダ エクスポートの対象とするフォルダを選択する ドキュメント間の開いた関連をエクスポートする 「関連先方向の開いた関連のみエクスポートする」を選択する (削除した関連が復活することを防ぐため) ドキュメントとデータ項目間の関連をエクスポートする 選択する(CONSTRUCTIONデータ定義ファイルなどはデータ項目と関連を持つため) ドキュメントと業務ルール間の関連をエクスポートする 選択する(CONSTRUCTIONプログラム定義ファイルは業務ルールと関連を持つため)
- 3.辞書タブに次の設定をする。
項目 設定内容 辞書をエクスポートする 選択する エクスポートする辞書フォルダ エクスポートする辞書フォルダを選択する すべてエクスポートする 選択する (この場合,データ項目タブ及び業務ルールタブは設定不要) 関連のある他の辞書フォルダの資源をエクスポートする 設定を解除する(他の辞書フォルダの構成項目を配布しないようにするため) (b) エクスポートの実行
上記のように設定した状態でエクスポート運用の一覧ダイアログボックスに次のように設定します。[実行]を押してエクスポートを実行します。
項目 設定内容 エクスポート運用名 一般タブで設定した運用名を選択 エクスポート方法 1回目の配布時 :「全体」
2回目以降の配布時:「増分」
開発終了時 :「全体」
(2) インポートの設定と実行
資源を受け取る側は,次のように設定して,インポートを実行します。
(a) インポートの設定
- 1.一般タブを次のように設定する。
項目 設定内容 運用名 任意の運用名を設定する コメント 任意に指定する インポートできない資源があっても続行する 選択しない (確実にインポートされなかった場合はエラーとするため) エクスポートファイル エクスポート側の運用で指定したエクスポートファイル名を設定する
- 2.ドキュメントタブを次のように設定する。
項目 設定内容 ドキュメントをインポートする 選択する 挿入/上書き 「上書き」を選択する ドキュメントのインポート先 「すべてエクスポート元と同じルートドキュメントフォルダにインポートする」を選択する (リポジトリサーバ間でフォルダ名を一致させるため) ドキュメント間の開いた関連をインポートする 選択する (配布される資源とそれ以外の資源との関連を含めて配布する) ドキュメントとデータ項目間の関連をインポートする 選択する (CONSTRUCTIONデータ定義ファイルなどはデータ項目と関連を持つため) ドキュメントと業務ルール間の関連をインポートする 選択する (CONSTRUCTIONプログラム定義ファイルは業務ルールと関連を持つため) 新規に追加した資源に設定するアクセス権 「指定したアクセス権を設定する」を選択する(下記のアクセス権とするため) 所有者 指定しない。デフォルトの「インポート実行者」(システム管理者)が仮定される グループ 指定しない。デフォルトの「インポート実行者」が所属するグループが仮定される 所有者のアクセス権 フルコントロールを選択する (システム管理者はフルコントロールであるため) グループのアクセス権 読み取りを選択する (配布先では更新できないようにする) 全ユーザのアクセス権 読み取りを選択する (配布先では更新できないようにする)
- 3.辞書タブを次のように設定する。
項目 設定内容 辞書をインポートする 選択する 挿入/上書き 「上書き」を選択する (同一データ項目に上書きするため) 辞書のインポート先 「すべてエクスポート元と同じ辞書フォルダに配布する」を選択する (リポジトリサーバ間でフォルダ名を一致させるため) 新規に追加した辞書フォルダに設定するアクセス権 ドキュメントタブと同様に設定する
- 4.データ項目タブ及び業務ルールタブを次のように設定する。
項目 設定内容 新規に追加した資源に設定するアクセス権 ドキュメントタブと同様に設定する (b) インポートの実行
上記のように設定した状態でインポート運用の一覧ダイアログボックスに次のように設定します。[実行]を押してインポートを実行します。
項目 設定内容 インポート運用名 一般タブで設定した運用名を選択する
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