SEWB+ クライアントサーバシステム開発ガイド
このマニュアルは,SEWB+全体の概要,SEWB+でアプリケーション開発をする場合に利用する機能,及び推奨する運用方法について説明したものです。SEWB+とは,「プログラムプロダクト一覧」のプログラムプロダクト群を総称して表記した名称です。
〈対象読者〉
このマニュアルは次に示す方を対象としています。
- SEWB+の導入,運用又はSEWB+を使用してのシステム開発を検討している方
- システム開発全体の設定・管理をする方
- システム開発の各工程での設計を担当する方
〈マニュアルの構成〉
このマニュアルは,次に示す15の章と付録から構成されています。
- 第1章 SEWB+とは
- SEWB+の概要について説明しています。
- 第2章 システムの設計
- TPモニタでのシステム設計及びCORBAでのシステム設計について説明しています。
- 第3章 DB設計・データ項目の取り込み
- システム設計でのDB設計の作業,及びDB設計で取得したデータ項目の辞書への取り込みについて説明しています。
- 第4章 辞書の作成
- データ項目辞書と業務ルール辞書,及びアプリケーションプログラム作成と辞書の関係について説明しています。
- 第5章 入出力の設計
- ユーザインタフェースの設計及びDB・ファイルの設計について説明しています。
- 第6章 適用テンプレート・部品の準備
- 共通部品の設計及び作成について説明しています。
- 第7章 サーバAPの設計
- TPモニタでのサーバAPの設計及びCORBAでのサーバAP設計について説明しています。
- 第8章 プログラムの作成
- プログラム定義及びソースプログラム生成に必要な設定や手順について説明しています。
- 第9章 コンパイルと単体テスト
- SEWB+/CONSTRUCTIONで作成したソースプログラムのコンパイル,及び単体テストについて説明しています。
- 第10章 統合テスト
- システム開発で作成したすべてのAPが連携して動作するかをチェックする,統合テストの準備及び手順について説明しています。
- 第11章 資源の管理
- SEWB+/REPOSITORYでの資源管理について説明しています。
- 第12章 ドキュメントの運用
- ドキュメントを効率良く運用するためのポイントについて説明しています。
- 第13章 辞書の運用
- 辞書を効率良く運用するためのポイントについて説明しています。
- 第14章 分散開発環境
- 分散開発を支援するためのエクスポート・インポートの機能及び運用方法について説明しています。
- 第15章 SEWB+のノウハウ
- SEWB+を利用したシステム開発のノウハウについて説明しています。
- 付録A 用語解説
〈関連マニュアル〉
このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。
SEWB+/REPOSITORY 運用ガイド (3020-3-697)
SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド (3020-3-698)
SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド (3020-3-700)
SEWB+/CS - DESIGN ユーザーズガイド (3020-3-770)
APPGALLERY プログラマーズガイド(3020-7-432)
COBOL85 操作ガイド(3020-3-851)
COBOL85 操作ガイド(3020-3-873)※1
WorkCoordinator Definer Version 3 ユーザーズガイド(3020-3-987)
SEWB+/OLTP DEFINER ユーザーズガイド(3020-3-909)
Web Page Generator Enterprise ユーザーズガイド (3020-7-241)
Web Page Generator - Design ユーザーズガイド (3020-7-236)
画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編(3020-7-583)
画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 帳票編(3020-7-584)
EUR 導入(3020-7-053)※2
EUR 帳票設計(3020-7-054)※2
EUR 帳票出力(3020-7-055)※2
分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説(3000-3-280)
分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義(3000-3-282)
分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作(3000-3-283)
OpenTP1 Version 5分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説(3000-3-360)
OpenTP1 Version 5分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義(3000-3-362)
OpenTP1 Version 5分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作(3000-3-363)
OpenTP1 インターネットゲートウェイ機能 TP1/Web 使用の手引(3000-3-606)
TPBroker ユーザーズガイド(3000-3-660)
注※1 COBOL85 Version 6の場合にお読みください。
注※2 EUR Version 4の場合にお読みください。
〈マニュアル体系〉
SEWB+シリーズのマニュアル体系を次に示します。
〈このマニュアルでの表記〉
このマニュアルでは,製品名称を次に示す略称で表記しています。
製品名称 略称 SEWB+/EUR Professional Edition EUR EUR Professional Edition End User Reporting Microsoft(R) Visual C++(R) VC++ Microsoft(R) Visual Basic(R) VB Microsoft(R) Windows(R) 95 Operating System Windows 95 Microsoft(R) Windows(R) 98 Operating System Windows 98 Microsoft(R) Windows(R) Millennium Edition Operating System Windows Me Microsoft(R) Windows NT(R) Server Network Operating
System Version 4.0Windows NT
Server 4.0Windows
NT 4.0Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation Operating
System Version 4.0Windows NT
Workstation 4.0Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating
SystemWindows 2000
ServerWindows
2000Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating System Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server Operating System Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional Operating
SystemWindows 2000
ProfessionalMicrosoft(R) Excel Microsoft Excel Microsoft(R) Word Microsoft Word SEWB+/CS - DESIGN SEWB+/CS-DESIGN Groupmax Object Server Version 6 Groupmax Object Server Object Server Groupmax High-end Object Server Version 6 Groupmax High-end Object Server
- SEWB+/EUR Professional Edition及びEUR Professional Editionを総称する場合は,SEWB+/EUR Professional Editionと表記しています。
- Groupmax Object ServerとGroupmax High-end Object Serverとの区別が必要な場合は,それぞれの製品名称を使用しています。
- 特に明記する必要がない場合,Windows NT 4.0を,Windows NTと表記しています。また,Windows 95,Windows 98,Windows Me,Windows NT,及びWindows 2000を合わせてWindowsと表記しています。
- このマニュアルでは,TPモニタでの作業とCORBAでの作業で共通する部分では,「AP(アプリケーションプログラム)」という表現を使用しています。CORBAで作業する方は,「AP」を「オブジェクト」に変えてお読みください。
- このマニュアルではパターンテンプレートをテンプレート,部品テンプレートを部品と表記しています。ただし,仕様書名にはそのまま「パターンテンプレート」「部品テンプレート」を使用しています。
〈このマニュアルで使用する略語〉
このマニュアルで使用している略語を示します。
略語 正式名称 AP Application Program API Application Program Interface C/Sシステム Client and Server System CASE Computer Aided Software Engineering CORBA Common Object Request Broker Architecture CSV Comma Separated Value DB(RDB) Data Base(Relational Data Base) DBMS Data Base Management System DDL Data Definition Language DLL Dynamic Linkage Library DOA Data Oriented Approach ER(図) Entity Relationship GUI Graphical User Interface IDL Interface Definition Language ODBC Open Database Connectivity OLTP Online Transaction Processing ORB Object Request Broker OS Operating System PC Personal Computer RPC Remote Procedure Call UOC User Own Coding WS Workstation XML eXtensible Markup Language
〈ウィンドウの図〉
マニュアルに記載されているウィンドウ及びダイアログボックスは一部簡略化されています。したがって,実際に表示されるものとは異なることがあります。
〈図中で使用する記号〉
〈マニュアルとヘルプを効果的にお使いいただくために〉
SEWB+ではオンラインヘルプ(以降,ヘルプと略します)を提供しています。利用の目的に応じて,マニュアルとヘルプを使い分けることをお勧めします。
マニュアルは,SEWB+の概要を理解したいときや,自プロジェクトに適した運用を検討するときにお使いください。
ヘルプは,SEWB+の各プログラムプロダクトを実際に操作しながら機能の詳細を知りたいときにお使いください。ダイアログボックスの操作方法やメニューバーの利用方法などの詳細や,注意事項を参照できます。
<常用漢字以外の漢字の使用について>
このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次の用語については常用漢字以外の漢字を使用しています。
汎用(はんよう) 必須(ひっす)
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