SEWB+ COBOL構造図エディタ 使用の手引

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2.9.1 ボックスの作成

<この項の構成>
(1) ボックス入力の手順
(2) 誘導ボックスについて

(1) ボックス入力の手順

ボックスの入力は基本的に次の手順で行います。

  1. 挿入の基点となるボックスを選択します。
    先頭のPADボックスを入力する場合は,内部データ領域を選択します。

  2. 挿入する方向を選択します。
    選択したボックス上にマウスカーソルを移動させると,挿入方向アイコンが表示されます。挿入したい方向をアイコンが指したときにクリックすると,誘導ボックスが挿入されます(誘導ボックスについては,「(2)誘導ボックスについて」で説明します)。

  3. 誘導ボックスが表示されている状態で,ツールボックスからボックスを選択します。
    ツールボックス中のボックスを選択するか,<Ctrl>+<Alt>+<ボックスの記号>を押します。
    • ボックスを指定をしないと,連接ボックスになります。
    • 多分岐ボックスを指定した場合は枝数を2〜511の範囲で指定します。

    ツールバー上での入力の場合
    テキスト入力域に枝数を入力します。数値を入力後,<Ctrl>+<Enter>を押すか,[図データ]を選択してください。

    PAD図上での入力の場合
    「枝数の入力」ダイアログボックスが表示されます。
    [図データ]
    枝数の入力には,[図データ]を使用するか,又は枝数を直接入力して設定してください。枝数の初期値は2です。
    [OK]:入力した値の多分岐ボックスを表示します。
    [キャンセル]:多分岐ボックスの指定を中止して,連接ボックスを選択した状態になります。

  4. ボックス内の文字をテキスト入力域から入力します。

  5. <Ctrl>+<Enter>を押すか,[図データ]を選択します。
    ボックスが確定され,テキスト入力域で入力したテキストがボックス内に表示されます。
    誘導ボックスは,次の挿入位置に現れます。

補  足

(2) 誘導ボックスについて

(a) 誘導ボックスとは

誘導ボックスとは,PADエディタが次に作成するボックスの位置を自動的に示すボックスのことです。

(b) 誘導ボックスの位置

誘導ボックスの位置は,入力したボックスの種類によって変わります。

誘導ボックスの表示される位置についてボックスごとに示します。

[図データ]反復ボックス(UNTIL型),[図データ]反復ボックス(WHILE型)

位  置

[図データ]

 

[図データ]選択ボックス

位  置
上の枝の右

[図データ]

 

[図データ]多分岐ボックス

位  置
枝数入力後
一番上の枝

[図データ]

 
一番上の枝入力後
その下の枝

[図データ]

 
一番下の枝入力後
一番上の枝の右

[図データ]

 

次に示すボックス以外のボックス

[図データ]反復ボックス(UNTIL型),[図データ]反復ボックス(WHILE型)[図データ]選択ボックス,[図データ]多分岐ボックス

位  置

[図データ]

 

(c) 誘導ボックスの移動について

誘導ボックスの位置は,<Ctrl>+<↑>又は<Ctrl>+<↓>によって変更できます。誘導ボックスの移動の例を表2-10に示します。

表2-10 誘導ボックスの移動

[図データ]

 

[図データ]

 

[図データ]

 

[図データ]

 

[図データ]:<Ctrl>+<↓>

[図データ]:<Ctrl>+<↑>


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