SEWB+ COBOL構造図エディタ 使用の手引
次の項目について説明します。
- 新しいボックスの挿入
- ボックスの貼り付け
- ボックスの挿入方向を示すアイコン
- 挿入できるボックス
なお,PAD図編集ウィンドウ上では,ボックス上のカーソルを「ボックスカーソル」と呼びます。ボックスカーソルのあるボックスは,緑色になります。このマニュアルでは,ボックスカーソルのある,緑色で表示されているボックスを
で表しています。
- <この項の構成>
- (1) 挿入位置の方向指定
- (2) 方向を示すアイコン
- (3) 挿入方向と,挿入可能なボックスの関係
新しいボックスを挿入したり貼り付けしたりする場合は,基本的に次の操作をします。
- 基点となるボックスを選択します。
ここで選択した基点となるボックスを「基点ボックス」と呼びます。
多分岐ボックスの場合は,選択する位置によって基点ボックスとなる領域が変わります。
- 「1」の領域を選択すると,多分岐ボックス全体が基点ボックスとなります。
- 「2」,「3」,「4」のどれかの領域を選択するとその枝が基点ボックスとなります。
- 選択したボックス上で,挿入位置の方向を示すアイコンを表示させ,再度選択します。
基点ボックス上でアイコンが示す方向は,基点ボックスの種類によって変わります。方向を示すアイコンについては,「(2) 方向を示すアイコン」を参照してください。
アイコンが示す方向と,そのアイコンが示すボックス上の領域の関係を図2-2に示します。
図2-2 アイコンが示す方向とそのアイコンが示すボックス上の領域の関係
方向を示すアイコンの種類を図2-3に示します。
基点ボックスに対して挿入できる方向と挿入できるボックスとの関係を表2-8に示します。また,操作方法を表2-9に示します。
表2-8 基点ボックス,挿入方向,挿入可能なボックスの種類の関係
基点ボックス 挿入できるボックスの種類
[挿入方向]:上,下
ボックスの種類は指定できない(多分岐の枝が挿入される)。
[挿入方向]:右
すべての種類のボックスが挿入できる。
挿入方向 操作方法及び結果 上
下
左
右
右上
右下
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