SEWB+/REPOSITORY 運用ガイド
SEWB+/REPOSITORYを利用してシステムを開発するときは,作業全体の資源を管理するためのシステムバージョンを作成します。浮動のシステムバージョンをドキュメントに設定すると,開発中に,最新の版を参照できます。また,開発作業が終了した時点では,すべての資源をシステムバージョンに関連付けて保管できます。
システムバージョンの設定手順の例を説明します。フォルダの構成などについては,「4.1.2 システム開発環境の構築」の例を前提としています。
また,サーバにSEWB+/REPOSITORY,クライアントにリポジトリブラウザがインストールされている構成とします。
- サーバでSEWB+/REPOSITORYが起動していることを確認する
- クライアントでリポジトリブラウザを起動する
- システムバージョン管理アイコンを選択し,リポジトリブラウザの[リポジトリ]メニューの[新規作成]から[浮動システムバージョン]を選択する
リストビュー上に浮動システムバージョンアイコンが表示されます。
- 浮動システムバージョンの名称を入力する
項目 設定内容 システムバージョン名 System V1.0
- [Enter]キーを押す
浮動システムバージョンが作成されます。
- リポジトリブラウザのツリービュー又はリストビューで作成した「浮動システムバージョン」を選び,[リポジトリ]メニューから[プロパティ]を選ぶ
[システムバージョンのプロパティ]ダイアログが表示されます。
- 「アクセス権」タブに次の設定をする
項目 設定内容 所有者のアクセス権 フルコントロール グループのアクセス権 変更 全ユーザのアクセス権 読み取り
- [OK]ボタンを選ぶ
システムバージョンのアクセス権が設定されます。
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