6.1 構築の流れ
HAモニタのインストールが完了したあと,システム管理者はスーパユーザの権限でシステムを構築します。
HAモニタのインストールから,各設定を終えてシステムの動作確認ができる状態になるまでのシステム構築の流れを,次に示します。
- 系を追加する場合の設定
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系を追加する場合は,次の手順で設定してください。
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HAモニタのインストール(リリースノートを参照)
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ユーザコマンドの作成(任意)
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リソースの監視のための設定(任意)
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障害情報を収集するための設定(任意)
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- サーバを追加する場合の設定
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サーバを追加する場合は,次の手順で設定してください。
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プログラムのインストール(プログラムのマニュアルを参照)(任意)
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プログラムのセットアップ(プログラムのマニュアルを参照)
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SCSIデバイスに関する設定(任意)
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モードごとの設定
サーバモードの場合
モニタモードかつ実行サーバの監視をする場合
モニタモードかつ待機系での監視をする場合
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ユーザコマンドの作成(任意)
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リソースの監視のための設定(任意)
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障害情報を収集するための設定(任意)
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- 注※
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HAモニタが稼働する系が1台で,リセットパスを使用しない環境の場合はこの手順は不要です。その場合は,環境設定コマンド(monsetupコマンド)のオプション-norpstartを実行し,yesを指定してください。詳細は,「9.21 monsetup(HAモニタの環境設定)」を参照してください。
システム構築の目的と,システム構築の流れで必要な手順との対応について説明します。
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初めてHAモニタを導入してシステムを構築する場合
上記手順中に示すすべての設定をします。
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系を追加する場合
構築済みの系切り替え構成に系を追加する場合,上記手順中に示すすべての設定をします。HAモニタは,各系に一つ必要です。
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サーバを追加する場合
構築済みの系切り替え構成にサーバを追加する場合,上記手順中に示す"サーバを追加する場合の設定"をします。"系を追加する場合の設定"は必要ありません。
また,"サーバの起動・停止・監視コマンドの作成"という項目は,追加するサーバがモニタモードのときだけに設定する項目です。サーバの起動コマンドの作成は必須で,サーバの停止・監視コマンドの作成は任意です。
なお,構築済みのシステムで系やサーバを追加する手順については,「7.11.1 系を追加する」,または「7.11.2 サーバを追加する」を参照してください。