Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ AIX(R)編


付録E.7 HAモニタ 01-24および01-23の変更内容(3000-9-130-70)

HAモニタ 01-24および01-23の変更内容(3000-9-130-70)を次の表に示します。

01-24

追加・変更内容

リセットパスを設定しないままHAモニタの運用を開始することを防ぐために,HAモニタ起動時のリセットパスの設定に関するチェックを強化した。これにより,リセットパスの設定をしていない場合は,HAモニタを起動できないようにできる。

なお,HAモニタが稼働する系が1台で,リセットパスを使用しない環境の場合は,リセットパスの設定をしていなくてもHAモニタを起動できる。

この機能追加に伴い,monsetupコマンドに次のオプションを追加した。

  • -norpstart

リセットパス設定時に必要な管理システム名およびパーティション名を,HAモニタが自動で取得するようにした。これにより,管理システム名およびパーティション名のユーザの設定が不要となる。

この機能追加に伴い,monsetupコマンドに次のオプションを追加した。

  • -rp

HAモニタの環境設定のaddressオペランドの指定値を,誤って重複させてしまった場合の対処について記載した。

01-23

追加・変更内容

リセットパスのヘルスチェックで異常を検知したあと,HAモニタが自動でリセットパスの状態を回復できるようにした。これに伴い,次のオペランドを追加した。

HAモニタの環境設定

  • resetpath_retry

  • resetpath_inter

ライブ・パーティション・モビリティ(LPM)を使用して,HAモニタが管理する系(LPAR)を移動する方法を記載した。

系切り替え不可状態の通知処理を改善した。これに伴い,次のオペランドを追加した。

HAモニタの環境設定

  • notswitch_notify