Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


付録E.12 HAモニタ 01-66の変更内容(3000-9-140-T0)

HAモニタ 01-66の変更内容(3000-9-140-T0)を次の表に示します。

追加・変更内容

SCSIリザーブ処理のタイミングを変更した。

待機系で,プロセスの起動,およびプロセスやリソースなどを監視できるようにした。この機能には次の特長がある。

  • 実行系と待機系の両方でプロセスが稼働するアプリケーションがある場合に,系切り替え構成を構築し易くなる。

  • 待機系でプロセスやリソース(LANやディスクのパス)などを監視できるため,待機系が系切り替え可能な状態であることを確認できる。また,待機系に異常が発生した場合,早期に対処できる。

これに伴い,次のオペランドを追加した。

サーバ対応の環境設定

sby_actcommand

sby_termcommand

sby_ptrlcmd_ex

sby_ptrlcmd_ex_inter

sby_ptrlcmd_ex_retry

sby_ptrlcmd_ex_tmout

sby_start_timeout

sby_stop_timeout

sby_servexec_retry

サーバ対応の環境設定のgroupオペランドに,no_exchangeを指定した場合の動作について,説明を追記した。

HAモニタの環境設定のvg_offオペランドについて,指定不要となるOSのバージョンの説明を追記した。