7.4.4 障害対処後にサーバや系の状態を確認する
ここでは,障害対処後にサーバや共有リソースの状態を確認する方法について説明します。ここで説明するコマンドの詳細については,「9. コマンド」を参照してください。
(1) システムの状態確認
システムの状態確認では,監視パス,リセットパス,および系の状態を調査し,実行系と待機系とが連絡を取り合えることを確認します。
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監視パスの状態確認
監視パス状態表示コマンド(monpathコマンド)を使用して,監視パスの状態を確認したり,監視パスのIPアドレスを基に,障害が発生した個所を調査したりできます。監視パスの障害発生時,または障害回復時に使用します。
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リセットパスの状態確認(系のリセットをする場合)
リセットパス状態表示コマンド(monrpコマンド)を実行します。障害管理プロセサやリセットパスの障害発生時,または障害回復時に使用します。
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系の状態確認
サーバ・系の状態表示コマンド(monshow -cコマンド)を使用して,自ホスト(コマンドを実行した系)の状態,および自ホストが接続している他ホストの状態を確認できます。
(2) サーバの状態確認
サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を使用して,コマンドを実行した系で稼働しているサーバの状態,およびそのサーバと対になっているサーバの状態を確認できます。
(3) リソースサーバの状態確認
サーバ・系の状態表示コマンド(monshow -rコマンド)を使用して,リソースサーバの状態を確認します。同時にリソースサーバを使用するサーバの状態も確認できます。