6.3.7 出力言語種別の設定
メッセージの出力言語種別(英語または日本語)を設定します。
(1) LANG環境変数の設定
HAモニタのメッセージの出力言語種別は,カーネルのLANG環境変数に設定してある値に従います。
英語と日本語を切り替えたい場合,LANG環境変数を次のように設定し直してください。
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英語出力の場合:LANG=C
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日本語出力(EUC)の場合:LANG=ja_JP.eucJP
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日本語出力(UTF-8)の場合:LANG=ja_JP.UTF-8
なお,次のすべての条件を満たす場合の出力言語種別の設定については,「(a) RHEL7以降のバージョンの場合」を参照してください。
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HAモニタのバージョンが01-65以降の場合
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RHEL7以降のバージョンの場合
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HAモニタの起動コマンド(monstartコマンド)でHAモニタを起動する場合
(2) システム起動時にHAモニタを自動起動する場合の日本語メッセージ出力の設定
Unit設定ファイルおよび起動スクリプト/etc/rc.d/init.d/HAmonを編集する場合の注意事項については,「6.3.2 システムファイルの設定」を参照してください。
(a) RHEL7以降のバージョンの場合
システム起動時にHAモニタを自動起動する場合,HAモニタがsyslogに出力するメッセージの言語は,HAモニタのUnit設定ファイルのServiceセクションのEnvironment値に従います。
メッセージを日本語で出力したい場合は,日本語出力用のLANG環境変数を追加します。設定例を次に示します。下線部分を追加します。
[Unit] Description=HA Monitor(power control) ・ ・ [Service] Type=oneshot RemainAfterExit=yes ExecStart=/bin/sh -c '/opt/hitachi/HAmon/bin/HApwon >/dev/null 2>&1' ExecStop=/bin/sh -c '/opt/hitachi/HAmon/bin/HApwoff >/dev/null 2>&1' Environment="LANG=ja_JP.UTF-8" ・ ・ (以降省略)
(b) RHEL6の場合
システム起動時にHAモニタを自動起動する場合,HAモニタがsyslogに出力するメッセージの言語は,カーネルが起動スクリプト/etc/rc.d/init.d/HAmonを実行するときの言語環境に従います。
メッセージを日本語で出力したい場合は,HAモニタの起動スクリプトに日本語出力用のLANG環境変数を追加します。設定例を次に示します。下線部分を追加します。
#!/bin/sh # # chkconfig: 2345 60 40 ・ ・ NOLOCALE=1 export LANG=ja_JP.UTF-8 PATH=/sbin:/usr/sbin:/usr/bin:/bin export PATH ・ ・ (以降省略)