4.7.4 UAP監視時の処理の流れ
UAPを監視する場合,サーバの起動・停止時,およびサーバ障害時の処理の流れが通常と異なります。ここでは,UAPからAPIを発行する場合で,「4.8 処理の流れ」で説明する処理の流れと異なる部分についてだけ説明します。また,UAP障害が発生した場合の処理の流れについても説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) サーバの起動処理の流れ(UAP監視時)
UAPを監視する場合,「(2) サーバの起動処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合)」と,実行サーバの起動から実行サーバの起動完了までの流れに差異があります。UAPを監視する場合のサーバの起動処理の流れについて,次の図に示します。
(2) サーバの停止処理の流れ(UAP監視時)
UAPを監視する場合,「(2) サーバの停止処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合)」と,実行サーバ停止から実行サーバの正常終了処理完了までの流れに差異があります。UAPを監視する場合のサーバの停止処理の流れについて,次の図に示します。
(3) サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(UAP監視時)
UAPを監視する場合,「(2) サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合)」と,サーバ障害の発生から実行サーバの系切り替え完了までの流れに差異があります。UAPを監視する場合のサーバ障害時の系切り替え処理の流れについて,次の図に示します。
(4) UAP障害時の系切り替え処理の流れ(UAP監視時)
UAP障害発生時の系切り替え処理の流れについて,次の図に示します。この図では,UAP2で障害が発生したため現用系のサーバを停止し,予備系のサーバに系切り替えをする場合を説明しています。