5.4.2 ファイルサイズ
サーバログのファイルサイズは,サーバの起動・停止・監視コマンドのLOGSIZE環境変数で変更できます。デフォルトでは,1,048,576バイト(1メガバイト)です。通常はデフォルトのファイルサイズのまま運用します。出力内容が多く,ログ情報が不足する場合にだけ拡張してください。
ファイルサイズを変更する場合は,次の計算式1〜計算式3の結果のうち,最も大きな値よりも大きい値に設定してください。計算式の単位はバイトです。
- 計算式1
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240+(サーバ内のOracleインスタンスおよびOracleリスナーの数)×160
+(OracleなどHAモニタ kit以外の製品がサーバの起動処理で出力するメッセージの合計サイズ)
- 計算式2
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60+(サーバ内のOracleインスタンスおよびOracleリスナーの数)×170
+(OracleなどHAモニタ kit以外の製品が1回の監視処理で出力するメッセージの合計サイズ)
- 計算式3
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240+(サーバ内のOracleインスタンスおよびOracleリスナーの数)×160
+(OracleなどHAモニタ kit以外の製品がサーバの停止処理で出力するメッセージの合計サイズ)
サーバの起動・停止・監視コマンドのLOGSIZE環境変数については,「4. サーバの起動・停止・監視コマンドの設定」を参照してください。
なお,一定期間分のログを保持するように見積もりたい場合や,ファイルが保持できるログの合計サイズを計算したい場合は,サーバの起動から停止までに出力されるメッセージの合計サイズを,次に示す計算式で求めてください。
なお,次の計算式中の「計算式1」「計算式2」「計算式3」は,サーバログのファイルサイズの見積もりに使用した計算式の結果のことです。
計算式1+計算式2×(サーバの稼働時間(単位:秒)÷サーバの監視コマンドの監視処理の間隔(単位:秒))+計算式3