7.16.2 MSCSまたはWSFCの環境設定例
クラスタアドミニストレータを使用して,次の設定をします。
-
HA Toolkit Exグループの作成
-
HA Toolkit Exのリソースの作成
-
サーバのグループの作成
-
サーバが使用するリソースの作成
-
サーバのサービスプロセスのリソースの作成
- 〈この項の構成〉
(1) HA Toolkit Exグループの作成
系1および系2についてグループを作成し,次の内容を設定します。
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
新しいグループ |
− |
名前 |
HA_1 |
HA_2 |
優先所有者 |
− |
優先所有者 |
node1,node2 |
|
プロパティ |
フェールオーバー |
しきい値 |
0 |
|
期間 |
0 |
|||
フェールバック |
− |
禁止する |
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
プロパティ |
全般 |
名前 |
HA_1 |
HA_2 |
優先する所有者 |
node1,node2 |
node2,node1 |
||
永続的なモードを有効にする※ |
チェックしない |
|||
自動開始※ |
チェックする |
|||
フェールオーバー |
フェールオーバー |
指定した期間内の最大エラー数:0 |
||
期間:0 |
||||
|
チェックする |
|||
|
チェックする |
(2) HA Toolkit Exのリソースの作成
HA Toolkit Exのリソースの設定例,および起動バッチファイルの設定例(Windows Server 2008(x64)およびWindows Server 2008 R2)を示します。
(a) HA Toolkit Exのリソースの設定例
系1および系2についてリソースを作成し,次の内容を設定します。
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
新しいリソース |
− |
名前 |
HA_1 |
HA_2 |
リソースの種類 |
汎用サービス |
|||
グループ |
HA_1 |
HA_1 |
||
別のリソースモニタでリソースを実行する |
チェックする |
|||
実行可能な所有者 |
− |
実行可能な所有者 |
node1 |
node2 |
依存関係 |
− |
− |
不要 |
|
汎用サービス パラメータ |
− |
サービス名 |
"HAToolkit△Extension△node1" |
"HAToolkit△Extension△node2" |
起動パラメータ |
不要 |
|||
レジストリの複製 |
− |
− |
不要 |
|
プロパティ |
詳細設定 |
再開しない |
チェックする |
|
|
チェックする |
|||
待ちのタイムアウト |
180 |
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
プロパティ |
全般 |
リソース名 |
HA_1 |
HA_2 |
リソースの種類 |
汎用サービス |
|||
サービス名 |
"HAToolkit△Extension△node1" |
"HAToolkit△Extension△node2" |
||
セットアップ パラメータ※1 |
デフォルトのまま変更しない※2 |
|||
ネットワーク名をコンピュータ名に使用する※3 |
チェックしない |
|||
依存関係 |
− |
不要 |
||
ポリシー |
|
チェックする |
||
保留タイムアウト |
03:00 |
|||
詳細なポリシー |
実行可能な所有者 |
node1 |
node2 |
|
|
チェックすることを推奨 |
|||
|
チェックすることを推奨 |
|||
このリソースを別のリソース モニタで実行する |
チェックする |
|||
レジストリのレプリケーション |
− |
不要 |
(b) 起動用バッチファイルのリソースの作成(Windows Server 2008(x64)およびWindows Server 2008 R2)
起動用バッチファイルのリソースを作成し,次の内容を設定します。
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
プロパティ |
全般 |
リソース名 |
"hatestart_2008x64△node1" |
"hatestart_2008x64△node2" |
リソースの種類 |
汎用アプリケーション |
|||
コマンドライン |
"C:\HATkEx\HAmon\etc\hatestart_2008x64.bat" |
|||
パラメータ |
不要 |
|||
現在のディレクトリ |
デフォルトのまま変更しない |
|||
ネットワーク名をコンピュータ名に使用する※ |
チェックしない |
|||
依存関係 |
AND/OR |
不要 |
||
リソース |
HA_1 |
HA_2 |
||
ポリシー |
リソース エラーへの対応 リソースが失敗状態になった場合は,再起動しない |
チェックする |
||
保留タイムアウト |
03:00 |
|||
詳細なポリシー |
実行可能な所有者 |
node1 |
node2 |
|
|
チェックすることを推奨 |
|||
|
チェックすることを推奨 |
|||
このリソースを別のリソース モニタで実行する |
チェックする |
|||
レジストリのレプリケーション |
− |
不要 |
(3) サーバのグループの作成
系1および系2についてサーバのグループを作成し,次の内容を設定します。
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
新しいグループ |
− |
名前 |
BES1 |
BES2 |
優先所有者 |
− |
優先所有者 |
node1,node2 |
node2,node1 |
プロパティ |
フェールオーバー |
しきい値 |
1以上 |
|
期間 |
0以上 |
|||
フェールバック |
− |
不要 |
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
プロパティ |
全般 |
名前 |
BES1 |
BES2 |
優先する所有者 |
node1,node2 |
node2,node1 |
||
永続的なモードを有効にする※ |
チェックしない |
|||
自動開始※ |
チェックする |
|||
フェールオーバー |
フェールオーバー |
指定した期間内の最大エラー数:1以上 |
||
期間:0以上 |
||||
フェールバック |
不要 |
(4) サーバが使用するリソースの作成
あらかじめ,サーバが使用するリソースを作成し,設定してください。
(5) サーバのサービスプロセスのリソースの作成
系1および系2についてグループを作成し,次の内容を設定します。
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
新しいリソース |
− |
名前 |
BES1 |
BES2 |
リソースの種類 |
汎用サービス |
|||
グループ |
BES1 |
BES2 |
||
別のリソースモニタでリソースを実行する |
チェックする |
|||
実行可能な所有者 |
− |
実行可能な所有者 |
node1,node2 |
|
依存関係 |
− |
リソースの依存関係 |
サーバに必要なディスクリソースおよびIPアドレスを指定する |
|
汎用サービス パラメータ |
− |
サービス名 |
"HAToolkit△Service△BES1" |
"HAToolkit△Service△BES2" |
起動パラメータ |
BES1 |
BES2 |
||
レジストリの複製 |
− |
− |
不要 |
|
プロパティ |
詳細設定 |
再開する |
チェックする |
|
グループに適用する |
チェックする |
|||
しきい値 |
0 |
|||
期間 |
0 |
|||
|
チェックする |
|||
待ちのタイムアウト |
180 |
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
---|---|---|---|---|
プロパティ |
全般 |
リソース名 |
BES1 |
BES2 |
リソースの種類 |
汎用サービス |
|||
サービス名 |
"HAToolkit△Service△BES1" |
"HAToolkit△Service△BES2" |
||
セットアップ パラメータ※1 |
BES1 |
BES2 |
||
ネットワーク名をコンピュータ名に使用する※2 |
チェックしない |
|||
依存関係 |
− |
サーバに必要なディスクリソースおよびIPアドレスを指定する |
||
ポリシー |
|
チェックする |
||
|
00:00 |
|||
|
0 |
|||
|
チェックする |
|||
|
指定は任意 |
|||
保留タイムアウト |
03:00 |
|||
詳細なポリシー |
実行可能な所有者 |
node1,node2 |
||
|
チェックすることを推奨 |
|||
|
チェックすることを推奨 |
|||
このリソースを別のリソース モニタで実行する |
チェックする |
|||
レジストリのレプリケーション |
− |
不要 |