7.15.3 CLUSTERPROの環境設定例
CLUSTERPROの管理ツール(WebUI)を使用して,次の設定をします。
-
HA Toolkit Exグループの作成と設定
-
HA Toolkit Exのリソースの作成と設定
-
HA Toolkit Exのモニタリソースの設定
-
サーバのグループの作成と設定
-
サーバのサービスプロセスのリソースの作成と設定
-
サーバのサービスプロセスのモニタリソースの設定
- 〈この項の構成〉
(1) HA Toolkit Exグループの作成と設定
系1および系2についてグループを作成し,次の内容を設定します。
|
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
|---|---|---|---|---|
|
グループのプロパティ |
情報 |
タイプ |
フェイルオーバ |
フェイルオーバ |
|
サーバグループ設定を使用する |
チェックしない |
チェックしない |
||
|
名前 |
HA_1 |
HA_2 |
||
|
起動サーバ |
全てのサーバでフェイルオーバ可能 |
チェックしない(系1を指定する) |
チェックしない(系2を指定する) |
|
|
属性 |
グループ起動属性 |
自動起動 |
自動起動 |
|
|
両系活性チェックを行う |
チェックしない |
チェックしない |
||
|
フェイルオーバ属性 |
「起動可能なサーバ設定に従う」をチェックする |
「起動可能なサーバ設定に従う」をチェックする |
||
|
フェイルバック属性 |
自動フェイルバック |
自動フェイルバック |
||
|
論理サービス |
論理サービス名一覧 |
指定しない |
指定しない |
|
|
起動待ち合わせ |
− |
起動待ち合わせはしない |
起動待ち合わせはしない |
|
|
停止待ち合わせ |
− |
停止待ち合わせはしない |
停止待ち合わせはしない |
- (凡例)
-
−:該当しない
(2) HA Toolkit Exのリソースの作成と設定
系1および系2についてリソースを作成し,次の内容を設定します。
|
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
||
|---|---|---|---|---|---|---|
|
リソースのプロパティ |
情報 |
名前 |
HA_1 |
HA_2 |
||
|
依存関係 |
既定の依存関係に従う |
チェックしない |
チェックしない |
|||
|
復旧動作 |
活性異常検出時の復旧動作 |
活性リトライしきい値 |
0 |
0 |
||
|
フェイルオーバ先サーバ |
最高プライオリティサーバ |
最高プライオリティサーバ |
||||
|
フェイルオーバしきい値 |
0 |
0 |
||||
|
最終動作 |
グループ停止 |
グループ停止 |
||||
|
非活性異常検出時の復旧動作 |
非活性リトライしきい値 |
0 |
0 |
|||
|
最終動作 |
何もしない(次のリソースを非活性する) |
何もしない(次のリソースを非活性する) |
||||
|
詳細 |
サービス名 |
HAToolkit△Extension△NODE_1 |
HAToolkit△Extension△NODE_2 |
|||
|
調整 |
パラメータ |
開始 |
同期,デフォルト(1800秒) |
同期,デフォルト(1800秒) |
||
|
終了 |
同期,デフォルト(1800秒) |
同期,デフォルト(1800秒) |
||||
|
対象VCOMリソース名 |
不要 |
不要 |
||||
|
サービス |
開始パラメータ |
不要 |
不要 |
|||
|
サービスが起動済みの場合、エラーとしない |
チェックしない |
チェックしない |
||||
|
サービス開始後の待ち合わせ |
0 |
0 |
||||
|
サービス停止後の待ち合わせ |
0 |
0 |
||||
|
拡張 |
リソース起動属性 |
自動起動 |
自動起動 |
|||
|
活性前後、非活性前後にスクリプトを実行する |
設定 |
実行タイミング |
すべてチェックしない |
すべてチェックしない |
||
- (凡例)
-
△:1文字の半角スペース
(3) HA Toolkit Exのモニタリソースの設定
系1および系2のモニタリソースに,次の内容を設定します。
|
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
系1の設定値 |
系2の設定値 |
|---|---|---|---|---|
|
モニタリソースのプロパティ |
情報 |
名前 |
HA_1_m |
HA_2_m |
|
監視(共通) |
インターバル |
1 |
1 |
|
|
タイムアウト |
デフォルト(60秒) |
デフォルト(60秒) |
||
|
タイムアウト発生時にリトライしない |
チェックする |
チェックする |
||
|
タイムアウト発生時動作 |
回復動作を実行しない |
回復動作を実行しない |
||
|
リトライ回数 |
0 |
0 |
||
|
監視開始待ち時間 |
0 |
0 |
||
|
対象リソース |
HA_1 |
HA_2 |
||
|
監視を行うサーバを選択する |
「全てのサーバ」をチェックする |
「全てのサーバ」をチェックする |
||
|
監視処理時間メトリクスを送信する |
チェックしない |
チェックしない |
||
|
回復動作 |
回復動作 |
最終動作のみ実行 |
最終動作のみ実行 |
|
|
回復対象 |
HA_1 |
HA_2 |
||
|
最終実行前にスクリプトを実行する |
チェックしない |
チェックしない |
||
|
最終動作 |
グループ停止 |
グループ停止 |
(4) サーバのグループの作成と設定
サーバのグループとしてGroup_1を作成し,次の内容を設定します。
|
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
サーバのグループの設定値 |
|---|---|---|---|
|
グループのプロパティ |
情報 |
タイプ |
フェイルオーバ |
|
名前 |
Group_1 |
||
|
起動サーバ |
全てのサーバでフェイルオーバ可能 |
チェックする |
|
|
属性 |
グループ起動属性 |
手動起動 |
|
|
両系活性チェックを行う |
チェックしない |
||
|
フェイルオーバ属性 |
起動可能なサーバ設定に従う(デフォルト) |
||
|
フェイルバック属性 |
手動フェイルバック |
||
|
論理サービス |
論理サービス名一覧 |
指定しない |
|
|
起動待ち合わせ |
起動を待ち合わせるグループ |
起動待ち合わせはしない |
|
|
停止待ち合わせ |
停止を待ち合わせるグループ |
停止待ち合わせはしない |
(5) サーバのサービスプロセスのリソースの作成と設定
系1および系2についてリソースを作成し,次の内容を設定します。
|
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
HiRDBのリソース設定値 |
OpenTP1のリソース設定値 |
||
|---|---|---|---|---|---|---|
|
リソースのプロパティ |
情報 |
名前 |
HDR1 |
tp1 |
||
|
依存関係 |
既定の依存関係に従う |
チェックする |
チェックする |
|||
|
復旧動作 |
活性異常検出時の復旧動作 |
活性リトライしきい値 |
0 |
0 |
||
|
フェイルオーバ先サーバ |
最高プライオリティサーバ |
最高プライオリティサーバ |
||||
|
フェイルオーバしきい値 |
0 |
0 |
||||
|
最終動作 |
グループ停止 |
グループ停止 |
||||
|
非活性異常検出時の復旧動作 |
非活性リトライしきい値 |
0 |
0 |
|||
|
最終動作 |
何もしない(次のリソースを非活性化する) |
何もしない(次のリソースを非活性化する) |
||||
|
詳細 |
サービス名 |
"HAToolkit△Service△HRD1" |
"HAToolkit△Service△tp1" |
|||
|
調整 |
パラメータ |
開始 |
同期,タイムアウト値は180 |
同期,タイムアウト値は180 |
||
|
終了 |
同期,タイムアウト値は180 |
同期,タイムアウト値は180 |
||||
|
対象VCOMリソース名 |
不要 |
不要 |
||||
|
サービス |
開始パラメータ |
HDR1 |
tp1 |
|||
|
サービスが起動済みの場合、エラーとしない |
チェックしない |
チェックしない |
||||
|
サービス開始後の待ち合わせ |
0 |
0 |
||||
|
サービス停止後の待ち合わせ |
0 |
0 |
||||
|
拡張 |
リソース起動属性 |
自動起動 |
自動起動 |
|||
|
活性前後、非活性前後にスクリプトを実行する |
設定 |
実行タイミング |
すべてチェックしない |
すべてチェックしない |
||
- (凡例)
-
△:1文字の半角スペース
(6) サーバのサービスプロセスのモニタリソースの設定
サービスプロセスごとに生成されるモニタリソースに,次の内容を設定します。
|
ダイアログ名称 |
タブ名称 |
設定項目 |
HiRDBのモニタリソース設定値 |
OpenTP1のモニタリソース設定値 |
|---|---|---|---|---|
|
モニタリソースのプロパティ |
情報 |
名前 |
HDR1_m |
tp1_m |
|
監視(共通) |
インターバル |
1 |
1 |
|
|
タイムアウト |
デフォルト(60秒) |
デフォルト(60秒) |
||
|
タイムアウト発生時にリトライしない |
チェックする |
チェックする |
||
|
タイムアウト発生時動作 |
回復動作を実行しない |
回復動作を実行しない |
||
|
リトライ回数 |
0 |
0 |
||
|
監視開始待ち時間 |
0 |
0 |
||
|
対象リソース |
HRD1 |
tp1 |
||
|
監視を行うサーバを選択する |
「全てのサーバ」を選択 |
「全てのサーバ」を選択 |
||
|
監視処理時間メトリクスを送信する |
チェックしない |
チェックしない |
||
|
回復動作 |
回復動作 |
回復対象に対してフェイルオーバ実行 |
回復対象に対してフェイルオーバ実行 |
|
|
回復対象 |
HRD1 |
tp1 |
||
|
最終実行前にスクリプトを実行する |
チェックしない |
チェックしない |
||
|
最終動作 |
グループ停止 |
グループ停止 |