Hitachi

Hitachi HA Toolkit


7.15.3 CLUSTERPROの環境設定例

CLUSTERPROの管理ツール(WebUI)を使用して,次の設定をします。

〈この項の構成〉

(1) HA Toolkit Exグループの作成と設定

系1および系2についてグループを作成し,次の内容を設定します。

表7‒23 HA Toolkit Exグループの作成での設定例(ホットスタンバイ構成:CLUSTERPRO)

ダイアログ名称

タブ名称

設定項目

系1の設定値

系2の設定値

グループのプロパティ

情報

タイプ

フェイルオーバ

フェイルオーバ

サーバグループ設定を使用する

チェックしない

チェックしない

名前

HA_1

HA_2

起動サーバ

全てのサーバでフェイルオーバ可能

チェックしない(系1を指定する)

チェックしない(系2を指定する)

属性

グループ起動属性

自動起動

自動起動

両系活性チェックを行う

チェックしない

チェックしない

フェイルオーバ属性

「起動可能なサーバ設定に従う」をチェックする

「起動可能なサーバ設定に従う」をチェックする

フェイルバック属性

自動フェイルバック

自動フェイルバック

論理サービス

論理サービス名一覧

指定しない

指定しない

起動待ち合わせ

起動待ち合わせはしない

起動待ち合わせはしない

停止待ち合わせ

停止待ち合わせはしない

停止待ち合わせはしない

(凡例)

−:該当しない

(2) HA Toolkit Exのリソースの作成と設定

系1および系2についてリソースを作成し,次の内容を設定します。

表7‒24 HA Toolkit Exのリソースの作成での設定例(ホットスタンバイ構成:CLUSTERPRO)

ダイアログ名称

タブ名称

設定項目

系1の設定値

系2の設定値

リソースのプロパティ

情報

名前

HA_1

HA_2

依存関係

既定の依存関係に従う

チェックしない

チェックしない

復旧動作

活性異常検出時の復旧動作

活性リトライしきい値

0

0

フェイルオーバ先サーバ

最高プライオリティサーバ

最高プライオリティサーバ

フェイルオーバしきい値

0

0

最終動作

グループ停止

グループ停止

非活性異常検出時の復旧動作

非活性リトライしきい値

0

0

最終動作

何もしない(次のリソースを非活性する)

何もしない(次のリソースを非活性する)

詳細

サービス名

HAToolkit△Extension△NODE_1

HAToolkit△Extension△NODE_2

調整

パラメータ

開始

同期,デフォルト(1800秒)

同期,デフォルト(1800秒)

終了

同期,デフォルト(1800秒)

同期,デフォルト(1800秒)

対象VCOMリソース名

不要

不要

サービス

開始パラメータ

不要

不要

サービスが起動済みの場合、エラーとしない

チェックしない

チェックしない

サービス開始後の待ち合わせ

0

0

サービス停止後の待ち合わせ

0

0

拡張

リソース起動属性

自動起動

自動起動

活性前後、非活性前後にスクリプトを実行する

設定

実行タイミング

すべてチェックしない

すべてチェックしない

(凡例)

△:1文字の半角スペース

(3) HA Toolkit Exのモニタリソースの設定

系1および系2のモニタリソースに,次の内容を設定します。

表7‒25 HA Toolkit Exのモニタリソースの設定例(ホットスタンバイ構成:CLUSTERPRO)

ダイアログ名称

タブ名称

設定項目

系1の設定値

系2の設定値

モニタリソースのプロパティ

情報

名前

HA_1_m

HA_2_m

監視(共通)

インターバル

1

1

タイムアウト

デフォルト(60秒)

デフォルト(60秒)

タイムアウト発生時にリトライしない

チェックする

チェックする

タイムアウト発生時動作

回復動作を実行しない

回復動作を実行しない

リトライ回数

0

0

監視開始待ち時間

0

0

対象リソース

HA_1

HA_2

監視を行うサーバを選択する

「全てのサーバ」をチェックする

「全てのサーバ」をチェックする

監視処理時間メトリクスを送信する

チェックしない

チェックしない

回復動作

回復動作

最終動作のみ実行

最終動作のみ実行

回復対象

HA_1

HA_2

最終実行前にスクリプトを実行する

チェックしない

チェックしない

最終動作

グループ停止

グループ停止

(4) サーバのグループの作成と設定

サーバのグループとしてGroup_1を作成し,次の内容を設定します。

表7‒26 サーバのグループの作成での設定例(ホットスタンバイ構成:CLUSTERPRO)

ダイアログ名称

タブ名称

設定項目

サーバのグループの設定値

グループのプロパティ

情報

タイプ

フェイルオーバ

名前

Group_1

起動サーバ

全てのサーバでフェイルオーバ可能

チェックする

属性

グループ起動属性

手動起動

両系活性チェックを行う

チェックしない

フェイルオーバ属性

起動可能なサーバ設定に従う(デフォルト)

フェイルバック属性

手動フェイルバック

論理サービス

論理サービス名一覧

指定しない

起動待ち合わせ

起動を待ち合わせるグループ

起動待ち合わせはしない

停止待ち合わせ

停止を待ち合わせるグループ

停止待ち合わせはしない

(5) サーバのサービスプロセスのリソースの作成と設定

系1および系2についてリソースを作成し,次の内容を設定します。

表7‒27 サーバのサービスプロセスのリソースの作成での設定例(ホットスタンバイ構成:CLUSTERPRO)

ダイアログ名称

タブ名称

設定項目

HiRDBのリソース設定値

OpenTP1のリソース設定値

リソースのプロパティ

情報

名前

HDR1

tp1

依存関係

既定の依存関係に従う

チェックする

チェックする

復旧動作

活性異常検出時の復旧動作

活性リトライしきい値

0

0

フェイルオーバ先サーバ

最高プライオリティサーバ

最高プライオリティサーバ

フェイルオーバしきい値

0

0

最終動作

グループ停止

グループ停止

非活性異常検出時の復旧動作

非活性リトライしきい値

0

0

最終動作

何もしない(次のリソースを非活性化する)

何もしない(次のリソースを非活性化する)

詳細

サービス名

"HAToolkit△Service△HRD1"

"HAToolkit△Service△tp1"

調整

パラメータ

開始

同期,タイムアウト値は180

同期,タイムアウト値は180

終了

同期,タイムアウト値は180

同期,タイムアウト値は180

対象VCOMリソース名

不要

不要

サービス

開始パラメータ

HDR1

tp1

サービスが起動済みの場合、エラーとしない

チェックしない

チェックしない

サービス開始後の待ち合わせ

0

0

サービス停止後の待ち合わせ

0

0

拡張

リソース起動属性

自動起動

自動起動

活性前後、非活性前後にスクリプトを実行する

設定

実行タイミング

すべてチェックしない

すべてチェックしない

(凡例)

△:1文字の半角スペース

(6) サーバのサービスプロセスのモニタリソースの設定

サービスプロセスごとに生成されるモニタリソースに,次の内容を設定します。

表7‒28 サーバのサービスプロセスのモニタリソースの設定例(ホットスタンバイ構成:CLUSTERPRO)

ダイアログ名称

タブ名称

設定項目

HiRDBのモニタリソース設定値

OpenTP1のモニタリソース設定値

モニタリソースのプロパティ

情報

名前

HDR1_m

tp1_m

監視(共通)

インターバル

1

1

タイムアウト

デフォルト(60秒)

デフォルト(60秒)

タイムアウト発生時にリトライしない

チェックする

チェックする

タイムアウト発生時動作

回復動作を実行しない

回復動作を実行しない

リトライ回数

0

0

監視開始待ち時間

0

0

対象リソース

HRD1

tp1

監視を行うサーバを選択する

「全てのサーバ」を選択

「全てのサーバ」を選択

監視処理時間メトリクスを送信する

チェックしない

チェックしない

回復動作

回復動作

回復対象に対してフェイルオーバ実行

回復対象に対してフェイルオーバ実行

回復対象

HRD1

tp1

最終実行前にスクリプトを実行する

チェックしない

チェックしない

最終動作

グループ停止

グループ停止