7.8.2 グループのオンライン・オフライン化バッチファイルの設定(影響分散スタンバイレス型)
HiRDBの影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合,次の操作はHiRDBのシステムマネージャからは実行できません。
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サーバのグループを手動でオンライン化し,実行サーバとして再起動する。
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サーバのグループをオフライン化し,系を停止したり計画系切り替えをしたりする。
これらの操作についてバッチファイルを作成して,作成したバッチファイルはHiRDBのシステムマネージャが稼働する系から実行できるようにするなど,一元的に運用することを推奨します。
次の記述例では,バッチファイルを実行したあとにHiRDBのコマンドでサーバを起動すれば,指定したサーバが実行サーバとして起動されます。指定したサーバがほかの系ですでにオンライン状態だった場合でも,このバッチファイルを実行すると,指定した系で指定したサーバが実行サーバとして起動します。
ファイル名およびファイルの格納場所は任意です。
(1) オンライン化バッチファイルの記述例
サーバのグループをオンライン化するバッチファイルの記述例を,次に示します。この例の場合,バッチファイルを実行する系に,すべてのサーバ分のバッチファイルを作成してください。また,この例の場合,HA Toolkit Exでのサーバ識別名と,MSCSでのグループ名称が一致しています。
set BES=サーバのグループ名 set NODE=系名称 C:\HATkEx\HAmon\bin\hateactonl %BES% cluster group %BES% /online:%NODE% /wait
1行目では,対象となるサーバを指定します。
2行目では,バッチファイルを実行する系名称を指定します。
(2) オフライン化バッチファイルの記述例
サーバのグループをオフライン化するバッチファイルの記述例を,次に示します。この例の場合,バッチファイルを実行する系に,すべてのサーバ分のバッチファイルを作成してください。また,この例の場合,HA Toolkit Exでのサーバ識別名と,MSCSでのグループ名称が一致しています。
set BES=サーバのグループ名 set NODE=系名称 cluster group %BES% /offline /wait
1行目では,対象となるサーバを指定します。
2行目では,バッチファイルを実行する系名称を指定します。