5.3 自動運用の注意事項
自動運用をするときの注意事項について説明します。
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MSCSまたはCLUSTERPROの場合,HA Toolkit Exのグループのオフライン操作をしないでください。オフライン操作をした場合は,次回のシステムおよびクラスタサービス起動時に,HA Toolkit Exのグループが自動起動されません。
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HiRDBの起動コマンドを重複して実行するため,次のエラーメッセージが出力される場合があります。これらのエラーメッセージは無視してください。
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KFPS01801-E
Unable to start HiRDB unit due to improper operational environment. reason code=aa....aa
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KFPS01802-E
Unable to start HiRDB unit because another HiRDB with the same ID operating
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KFPS01853-W
Hostname=aa....aa, unable to execute cc....cc command, unit state not bb....bb
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KFPS01863-E
Hostname=aa....aa, unable to execute cc....cc command, unit state not bb....bb
CLUSTERPROの場合,待機系でhatestart.batが実行されたときのCLUSTERPROのグループ起動コマンドによって,CLUSTERPROがエラーメッセージを出力します。
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系切り替え
HA Toolkit Exのサービスを登録したMSCSまたはCLUSTERPROのグループには,系切り替えの設定をしないでください。
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クラスタアドミニストレータでは,MSCSに登録したHA Toolkit Exのグループが一時的に「障害」状態で表示されることがあります。すべての系を起動すると「障害」状態は解除されます。