4.5.2 サーバ単位でのサーバの停止
サーバ単位でのサーバの停止には,次の方法があります。
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HiRDBの停止コマンド
実行・待機サーバのどちらでも停止できます。
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クラスタソフトからのオフライン操作
サーバ(HiRDB)を停止できます。
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HA Toolkit Exの待機サーバ停止コマンド(hatesbystp)
待機サーバを停止できます。
(1) HiRDBの停止コマンド
HiRDBの停止コマンドでサーバを停止する方法を説明します。
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停止したいサーバを停止します。
実行サーバ・待機サーバのどちらでも停止できます。HiRDBのコマンドのオプションによって,すべての系にある実行・待機サーバを一括して停止することもできます。
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必要に応じてクラスタソフトの操作,コマンドによってサーバのサービスグループをオフライン化します。
停止した実行サーバを再起動する可能性がある場合は,この操作をしないことを推奨します。サービスグループをオフライン化しないでおくと,実行サーバとして再起動するときに,オンライン操作が不要です。
(2) クラスタソフトからのオフライン操作
サービスグループのオフライン操作をすると,HA Toolkit Exの定義ファイル(servers)のtermcommandオペランドに指定したサーバの停止コマンドが自動で実行され,サーバ(HiRDB)は強制停止されます。
サーバの停止コマンドが実行された系では,実行・待機サーバが強制停止されます。ほかの系にある待機サーバは停止しません。
(3) HA Toolkit Exの待機サーバ停止コマンド(hatesbystp)
hatesbystpコマンドを実行すると,hatesbystpコマンドに指定した待機サーバだけを停止できます。