Hitachi HA Toolkit
サーバ対応の環境設定では,サーバ対応の環境を設定する定義ファイルを作成します。作成したファイルにserversというファイル名を付けて,ディレクトリ/opt/hitachi/HAmon/etcに格納します。なお,この定義ファイルは系ごとに作成するため,定義の際には系間で整合性を取ってください。
定義ファイル(servers)では,サーバごとの環境設定を定義します。HA Toolkit Exで監視するすべてのサーバをこの定義ファイル(servers)で定義します。
サーバ対応の環境を設定する定義ファイル(servers)の形式を次に示します。
server name サーバのホームディレクトリ名 またはHiRDB識別子/ユニット識別子 ,alias サーバ識別名 [,actcommand サーバ起動コマンドの完全パス名] [,termcommand サーバ停止コマンドの完全パス名] ,patrol サーバ障害監視時間 [,actpatrol {サーバ起動監視時間|0}] [,switchtype {switch|manual|restart[:サーバ再起動監視時間]}] [,switch_nosby {act|actfail}] [,onl_timming {actend|act}] ; |
サーバの定義をします。server定義文のオペランドを,次に示します。
表7-2 サーバの開始形態とswitchtypeオペランドで指定できる値(Solaris)
| switchtypeオペランドで指定できる値 | サーバの開始形態 | ||
|---|---|---|---|
| AUTO | MANUAL1 | MANUAL2 | |
| switch | × | × | ○ |
| manual | × | ○ | × |
| restart | × | ○ | × |
(凡例)○:指定できる ×:指定できない
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