HA Toolkit Exに障害が発生した場合，HA Toolkit Exで取得した障害情報をDATやMOなどのほかの媒体に退避できます。

障害情報の退避には，HA Toolkit Exのトラブルシュートコマンド（hatetsコマンド）を使用します。

退避できる情報と格納ディレクトリを次に示します。

• 定義情報
  定義ファイルです。/opt/hitachi/HAmon/etc下のすべてのファイルです。
  
• コアダンプ情報
  コアファイルです。/opt/hitachi/HAmon/core下のすべてのファイルです。
  
• トレース情報
  トレースファイルです。/opt/hitachi/HAmon/spool下のすべてのファイルです。
  
• ログ情報
  システムログファイル（/var/adm/messages）です。このファイルは，環境変数HAMON_SYSLOGで変更できます。
  
• メモリ情報
  HA Toolkit Exが稼働している場合，そのメモリ情報を取得します。