サーバの障害などによって系切り替えが実施されたあと,障害が発生した系でサーバを待機サーバとして再起動させて障害に備える場合,次を実行してください。
- クラスタソフトのコマンドで,サーバを起動できる状態にする。
サーバ障害が発生した場合,クラスタソフトは障害が発生した系でサーバを起動できない状態にします。サーバ障害が発生した場合,HP-UXのときはMC/ServiceGuardのコマンドでサーバを起動できる状態に変更して,Solarisのときはサービスグループの状態をクリア操作して,系切り替えに備えてください。
- サーバのプロセスサービスを再起動する。
系切り替え後,障害が発生した系でサーバ自身が待ち状態になる場合があります。この場合,ほかの系の障害に備えるには,サーバのコマンドを使用してサーバのプロセスサービスを再起動してください。プロセスサービスを再起動するコマンドについては,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」またはマニュアル「HiRDB コマンドリファレンス(UNIX(R)用)」を参照してください。
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