高信頼化システム監視機能 HAモニタ
HI-UX/WE2の場合,サーバ用のLANが待機サーバから切り離しをされているため,系切り替えの対象となるサーバ用のLANとは別に保守用のLANを構築することをお勧めします。ここでは,保守ネットワーク構築時のファイルの設定について説明します。
保守用LANの構築方法を次に示します。
LANを2本にする方法での,ファイルの設定例で示すLAN構成を,次の図に示します。
図4-3 ファイルの設定例で示すLAN構成(LANを2本にする方法)
このLAN構成での作成例を次に示します。
kill 'cat /etc/routed.pid' /etc/ifconfig he0 ホスト名 up broadcast 192.71.107.255 -trailers /etc/ifconfig he0 /etc/routed |
/etc/ifconfig he0 delete IPアドレス /etc/ifconfig he0 |
LANを1本にする方法での,ファイルの設定例で示すLAN構成を次の図に示します。
図4-4 ファイルの設定例で示すLAN構成(LANを1本にする方法)
このLAN構成での作成例を次に示します。
/etc/ifconfig he0 ホスト名 up -trailers -roure /etc/ifconfig he0 |
/etc/ifconfig he0 delete IPアドレス |
HAモニタで,LANの切り替えにMACアドレスを引き継ぐ方法を使用することがあります。このとき,LANを1本にする方法でのLAN構成では,系切り替えに関係しないLANアダプタをLANに1台接続しておく必要があります。詳細は,マニュアル「HI-UX/WE2 日立CSMA/CDネットワーク CD105(TCP/IP)」を参照してください。
系切り替えに関係しないLANアダプタをLANに1台接続した例を,次の図に示します。
図4-5 系切り替えに関係しないLANアダプタをLANに1台接続した例
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