画面・帳票サポートシステム XMAP3 Server

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7.8.2 表示・印刷環境ファイルの形式

表示・印刷環境ファイル(XPWconfig)は,viなどのエディタで編集します。次に,表示・印刷環境ファイルの形式を説明します。

<この項の構成>
(1) ファイル名
(2) ファイルの形式とパラメタの種類

(1) ファイル名

表示・印刷環境ファイルの名称は,次のとおりです。

 
/etc/opt/HIXMAP/XPWconfig
 

(2) ファイルの形式とパラメタの種類

(a) ファイルの形式

表示・印刷環境ファイルの形式を次に示します。

[図データ]

1行に1項目を指定してください。行の先頭に「#」を付けると,その行はコメント行として扱われます。

なお,サービス名にサービス名ファイル(XPWhosts)で指定した名称を設定すると,サービスごとにパラメタの値を設定できます。すべてのサービスでパラメタの値を共通にする場合は,サービス名に「*」を指定します。

(b) パラメタの種類

パラメタには,すべてのサービスで共通の設定値を持つものと,各サービスで固有の設定値を持つものがあります。

(c) 表示・印刷環境ファイルの設定例

XMAP3 Serverの構成例を図7-8に示します。

図7-8 XMAP3 Serverの構成例

[図データ]

この構成例を基に,次に示す値を設定した表示・印刷環境ファイルの設定例を図7-9に示します。

サービス内容 サービス名称 パラメタ 設定値 意味
* COSPCD 4040 全角のスペースコードを(4040)16とします。
印刷 xpwPRT PCDLLN DOUBLE 帳票印刷時の抹消線の形状を二重線とします。
表示 xppDSP DCSHAD SIMPLE 画面オブジェクトを立体的な表示にします。
(凡例)
−:印刷サービスと表示サービスで共通する項目

図7-9 表示・印刷環境ファイルの設定例

[図データ]