7.27.2 連結演算の結果のデータ型
連結演算の結果のデータ型は,第1演算項と第2演算項のデータ型によって決まります。
(1) 演算項のデータ型が文字データの場合
演算項のデータ型と演算結果のデータ型の関係(演算項のデータ型が文字データの場合)を次の表に示します。
項番 |
第1演算項のデータ型とデータ長 |
第2演算項のデータ型とデータ長 |
演算結果のデータ型とデータ長 |
---|---|---|---|
1 |
CHAR(m) |
CHAR(n) |
CHAR(m+n) |
2 |
VARCHAR(n) 実データ長:L2 |
VARCHAR(m+n) 実データ長:m+L2 |
|
3 |
VARCHAR(m) 実データ長:L1 |
CHAR(n) |
VARCHAR(m+n) 実データ長:L1+n |
4 |
VARCHAR(n) 実データ長:L2 |
VARCHAR(m+n) 実データ長:L1+L2 |
- (凡例)
-
m:第1演算項のデータの最大長
n:第2演算項のデータの最大長
L1:第1演算項のデータの実データ長
L2:第2演算項のデータの実データ長
(2) 演算項のデータ型がバイナリデータの場合
演算項のデータ型と演算結果のデータ型の関係(演算項のデータ型がバイナリデータの場合)を次の表に示します。
項番 |
第1演算項のデータ型とデータ長 |
第2演算項のデータ型とデータ長 |
演算結果のデータ型とデータ長 |
---|---|---|---|
1 |
BINARY(m) |
BINARY(n) |
BINARY(m+n) |
2 |
VARBINARY(n) 実データ長:L2 |
VARBINARY(m+n) 実データ長:m+L2 |
|
3 |
VARBINARY(m) 実データ長:L1 |
BINARY(n) |
VARBINARY(m+n) 実データ長:L1+n |
4 |
VARBINARY(n) 実データ長:L2 |
VARBINARY(m+n) 実データ長:L1+L2 |
- (凡例)
-
m:第1演算項のデータの最大長
n:第2演算項のデータの最大長
L1:第1演算項のデータの実データ長
L2:第2演算項のデータの実データ長