6.1.1 SQLの書き方の規則
(1) オプションの指定順序
各SQLの指定形式で説明している順序に従ってオプションを指定してください。
(2) キーワードの指定
SQL文の名称(SELECT,UPDATEなど)のように,機能を使用するために指定する語をキーワードといいます。ほとんどのキーワードは,システムの予約語として登録されているため,決められた位置以外に指定できません。
ただし,予約語として登録されていないキーワードは,名前として使用できます。キーワードおよび名前の例を次の図に示します。
次に示す指定を名前として指定します。
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インデクス識別子
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相関名
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問合せ名
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認可識別子
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スキーマ識別子
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表識別子
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列名
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制約名
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DBエリア名
予約語については,「6.10 予約語」を参照してください。
(3) 数値の指定
SQL中に記述する数定数以外の数値は,符号なし整数の表記法および制限に従って指定してください。数定数以外の数値を次に示します。
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未使用領域の比率(表およびインデクス定義の未使用領域の比率)
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長さ,最大長(文字データまたはバイナリデータの長さおよび最大長)
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精度(10進数データの桁数)
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位取り(10進数データの小数点以下の桁数)
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小数秒精度(時刻データ,時刻印データの小数秒の桁数)
(4) SQLの最大長
1つのSQL文は,16,000,000バイトまで記述できます。
なお,ビュー定義(CREATE VIEW文)の場合は,64,000バイトまで記述できます。