1.1.3 SELECT文の構文と構成要素の関係(ご参考)
このマニュアルでは,SELECT文の構文を構成要素に分解して説明しています。SELECT文の構文と構成要素の関係を次の図に示します。
各構成要素について説明します。
- 問合せ指定:
-
検索結果を取り出す列,検索対象表,および探索条件を指定する部分を問合せ指定といいます。
- 選択リスト:
-
検索結果として取り出す項目の指定を選択リストといいます。通常は列名を指定しますが,集合関数などを指定することもできます。
- 表式:
-
FROM句,WHERE句,GROUP BY句,およびHAVING句を総称して表式といいます。
- ORDER BY句:
-
検索結果を昇順または降順に並べたいときに指定します。指定例については,「1.3 検索結果を昇順に並べる(ORDER BY句)」を参照してください。
- LIMIT句:
-
検索結果の行数の上限を指定したいときに指定します。指定例については,「1.4 検索結果行数の上限を指定する(LIMIT句)」を参照してください。
- メモ
-
問合せ指定,選択リスト,表式の文法規則の詳細については,次に示す該当個所を参照してください。
-
問合せ指定:「7.2.1 問合せ指定の指定形式および規則」
-
選択リスト:「7.2.1 問合せ指定の指定形式および規則」の「(2) 指定形式の説明」の「(c) 選択リスト」
-
表式:「7.4.1 表式の指定形式および規則」
-