Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


46.2.1 指定形式およびオプションの説明

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

adbsyndict {-m 辞書情報登録ファイル名
           |-d 辞書情報削除ファイル名
           |-s
           |-n 同義語辞書名 -o 同義語一覧の出力ファイル名
           |--clean}

(2) オプションの説明

-m 辞書情報登録ファイル名

〜〈OSパス名〉((2〜510バイト))

同義語辞書を登録または更新する場合に指定します。辞書情報登録ファイル名は,絶対パスで指定してください。

辞書情報登録ファイルについては,マニュアルHADB システム構築・運用ガイド同義語検索を行うための準備をする辞書情報登録ファイルを作成するを参照してください。

-d 辞書情報削除ファイル名

〜〈OSパス名〉((2〜510バイト))

同義語辞書を削除する場合に指定します。辞書情報削除ファイル名は,絶対パスで指定してください。

辞書情報削除ファイルについては,マニュアルHADB システム構築・運用ガイド同義語辞書を削除するを参照してください。

-s

-sオプションを指定してadbsyndictコマンドを実行すると,全ノードの同義語辞書ファイルの同期を取ります。

-sオプションは,マルチノード機能使用時に指定するオプションです。マルチノード機能を使用していない場合に-sオプションを指定したときは,adbsyndictコマンドがエラーになります。

-n 同義語辞書名 -o 同義語一覧の出力ファイル名

同義語辞書に登録されている同義語の一覧をファイルに出力する場合に指定します。

  • -n 同義語辞書名

    〜〈文字列〉((1〜120バイト))

    同義語の一覧を出力する同義語辞書の名称を指定します。

  • -o 同義語一覧の出力ファイル名

    〜〈OSパス名〉((2〜510バイト))

    同義語一覧を出力するファイルの名称を絶対パスで指定します。

--clean

サーバ定義のadb_syndict_storage_pathオペランドに指定した同義語辞書ファイルの格納ディレクトリ下にある不要なファイルを削除します。削除処理に失敗した同義語辞書ファイル,または作業用一時ファイルが残っている場合に,--cleanオプションを指定してadbsyndictコマンドを実行します。