42.3.3 SQL文の実行結果をファイルに出力する場合
SELECT文で表USERSLISTの検索を行い,実行結果をファイル(outfile)に出力します。
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adbsqlコマンドを開始する
adbsql -V > outfile
実行するSQL文をファイル(outfile)に出力するために,-Vオプションを指定します。
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認可識別子を指定する
adbsql -V > outfile ADBUSER01 ←HADBユーザの認可識別子を指定してEnterキーを押してください。
CONNECT権限,および表USERSLISTに対するSELECT権限を持つHADBユーザの認可識別子を指定します。ここで指定したHADBユーザの認可識別子でHADBサーバに接続します。
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パスワードを指定する
adbsql -V > outfile ADBUSER01 ←認可識別子のパスワードを指定してEnterキーを押してください。
HADBサーバに接続するHADBユーザの認可識別子のパスワードを指定します。入力した文字は表示されません。
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SELECT文を実行する
adbsql -V > outfile ADBUSER01 SELECT "USERID","NAME","SEX" FROM "USERSLIST";
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adbsqlコマンドを終了する
adbsql -V > outfile ADBUSER01 SELECT "USERID","NAME","SEX" FROM "USERSLIST"; #EXIT;
adbsqlサブコマンドの#EXITを実行して,adbsqlコマンドを終了します。
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SELECT文の実行結果がファイル(outfile)に出力されます。
USER-ID ? ADBUSER01 PASSWORD ? COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ SELECT "USERID","NAME","SEX" FROM "USERSLIST"; ...1 USERID NAME SEX ...2 ------ ------------------------------ --- U00555 Mike Johnson M U00358 Nancy White F U00212 Maria Gomez F U00687 Taro Tanaka M U00869 Bob Clinton M KFAA96404-I 5 rows were selected. COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ #EXIT;
- [説明]
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1.実行したSELECT文です。
2.この行以降は,SELECT文の実行結果です。SQL文の実行結果の表示形式については,「42.7 SQL文の実行結果の出力形式」を参照してください。
ファイルに出力される文字の文字コードは,環境変数ADBCLTLANGで指定した文字コードと同じになります。
また,adbsqlサブコマンドの入力履歴もファイルに出力されます。