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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


37.3.1 DBエリアを追加する場合(ブロックスペシャルファイルのDBエリアファイルを作成する)

adbmodareaコマンドを実行して,DBディレクトリにデータ用DBエリアを追加します。次に示すように,データ用DBエリアファイルとしてブロックスペシャルファイルを割り当てます。

[図データ]

[説明]

データ用DBエリアのデータ用DBエリアファイルとしてブロックスペシャルファイル(/dev/mapper/VolG01/dev/mapper/VolG02)を割り当てます。

追加するデータ用DBエリアの定義を次に示します。

  • DBエリア名:NEWAREA

  • DBエリアファイル数:2

  • 各DBエリアファイルの初期確保サイズ:500メガバイト

なお,シンボリックリンクのリンク先ディレクトリおよびブロックスペシャルファイルは存在し,アクセス権限があるものとします。

このとき,次に示す手順でadbmodareaコマンドを実行します。

手順
  1. DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する

  2. adbmodareaコマンドを実行する

各手順の例を以降で説明します。

〈この項の構成〉

(1) DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する

DBエリア追加・変更オプションファイルを作成し,追加するデータ用DBエリアの定義を指定します。

DBエリア追加・変更オプションファイルの指定例
adbaddarea -n NEWAREA \                                  ...1
           -v /dev/mapper/VolG01,/dev/mapper/VolG02 \    ...2
           -q \                                          ...3
           -i 500M,2                                     ...4
[説明]
  1. データ用DBエリア名(NEWAREA)を指定します。

  2. データ用DBエリアファイルとして割り当てるブロックスペシャルファイル(/dev/mapper/VolG01/dev/mapper/VolG02)を指定します。

  3. クイックモードでデータ用DBエリアファイルを作成する指定をします。

  4. データ用DBエリアファイルの初期確保サイズ(500メガバイト)と,作成するファイル数(2個)を指定します。

(2) adbmodareaコマンドを実行する

adbmodarea /HADB/server/conf/adbmodarea.opt
[説明]

(1) DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する」で作成したDBエリア追加・変更オプションファイル名を指定します。