28.2.1 指定形式およびオプションの説明
- 〈この項の構成〉
(1) 指定形式
adbls -d mem 〔-a〕 〔-t〕 〔-c〕
(2) オプションの説明
- ●-a
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サーバプロセスが確保するメモリ(共有メモリおよびヒープメモリ)の状況を表示する場合に指定します。
このオプションを省略すると,共有メモリのうち,プロセス共通メモリとリアルスレッド固有メモリのそれぞれの使用状況を表示します。
- ●-t
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タイトル行の表示を抑止します。例えば,1つのファイルに対して定期的にリダイレクションで情報を追加する場合に,このオプションを指定すると,タイトル行の重複を避けることができます。
- ●-c
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コンマ区切りで表示します。例えば,リダイレクションで出力したファイルを表計算ソフトに読み込ませたい場合に,このオプションを指定すると,コンマ区切りで情報を出力できます。
また,このオプションを指定すると,次の内容は二重引用符(")で囲まれます。
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出力項目のタイトル部分の文字列
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出力項目に表示される文字列の情報
なお,出力項目に表示される数値の情報については,二重引用符(")で囲まれません。出力項目に表示される情報がない場合も同様です。
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