20.5.1 作成されるDBエリアの属性
adbinitコマンドを実行して作成されるDBエリアの属性を次に示します。
項番 |
DBエリアの種類 |
DBエリア名 |
DBエリアファイル名 |
DBエリアID |
ページサイズ(キロバイト) |
セグメントサイズ(ページ) |
---|---|---|---|---|---|---|
1 |
マスタディレクトリ用DBエリア |
ADBMST |
ADBMST※4 |
1 |
4 |
256 |
2 |
ディクショナリ用DBエリア |
ADBDIC |
ADBDIC※4 |
2 |
4 |
8 |
3 |
作業表用DBエリア |
ADBWRK |
ADBWRK |
3 |
adb_init_wrk_page_sizeオペランドで指定 |
1 |
4 |
システム表用DBエリア |
ADBSTBL |
ADBSTBL※4 |
4 |
4 |
16 |
5 |
データ用DBエリア |
-nオプション※1で指定 |
-nオプション※1で指定※2,※4 |
11〜1,024 |
-pオプション※1,※5で指定 |
「1セグメントの容量(-sオプション※1,※6で指定)÷ページサイズ」をキロバイト単位で計算した値※3 |
- 注
-
-
データ用DBエリアは1,014個まで作成できます。
-
その他のDBエリアは,自動的にそれぞれ1個作成されます。
-
- 注※1
-
adbinitdbareaオペランドのオプションです。
- 注※2
-
DBエリア名と同名のファイルとなります。また,adbinitdbareaオペランドの-fオプションでサブディレクトリを指定した場合,DBエリアファイルはサブディレクトリの直下に配置されます。
- 注※3
-
セグメントサイズは,1セグメントの容量およびページサイズによって決まります。
1セグメントの容量(キロバイト)
ページサイズ(キロバイト)
セグメントサイズ(ページ)
4,096
4
1,024
8
512
16
256
32
128
16,384
32
512
32,768
32
1,024
- 注※4
-
クラウドストレージ機能を使用する場合,DBエリアファイルは作成されません。
- 注※5
-
クラウドストレージ機能を使用する場合,-pオプションに指定できる値は32キロバイトだけです。
- 注※6
-
クラウドストレージ機能を使用する場合,-sオプションに指定できる値は32メガバイトだけです。