19.1 機能
adbinfosweepコマンドを実行すると,HADBサーバが出力したトラブルシュート情報を削除できます。
マルチノード機能を使用している場合は,adbinfosweepコマンドを実行したノードのHADBサーバが出力したトラブルシュート情報だけが削除されます。
削除できるトラブルシュート情報を次に示します。
-
障害情報(コアファイル)($DBDIR/SPOOL/core.*またはサーバ定義のadb_core_pathオペランドで指定したパス/core.*)※1
-
サーバ定義格納ファイル($ADBDIR/spool/.defrslt)
-
HADBダンプファイル($ADBDIR/spool/adbdumpYYYYMMDDhhmmss.サーバプロセスのプロセスID※2,$ADBDIR/spool/adbdumperrorYYYYMMDDhhmmssSSSSSS_TTTTTTTTTTTTTTTTTTTT.サーバプロセスのプロセスID※3)
-
HADBサーバのプロセスID格納ファイル($ADBDIR/spool/adbsrvd.pid)
- 注※1
-
systemd-coredumpによって管理されているコアファイル(/var/lib/systemd/coredumpディレクトリ下のコアファイル)は削除されません。
- 注※2
-
ファイル名のYYYYMMDDhhmmssは,ファイルを生成した時刻になります。
- 注※3
-
ファイル名のYYYYMMDDhhmmssSSSSSSは,ファイルを生成した時刻になります。
ファイル名のTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTは,内部矛盾エラーが発生したリアルスレッドのスレッドIDになります。