17.3.4　GZIP形式で圧縮したCSV形式の表データをバックグラウンドインポートする場合

(1)　入力データパスファイルを作成する

入力データパスファイルを作成して，すべての入力データファイルのパスを指定します。

入力データパスファイルの指定例

/mnt/diska/wwwww/imp1.csv.gz
/mnt/diskb/xxxxx/imp2.csv.gz

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(2)　インポートオプションファイルを作成する

インポートオプションファイルを作成して，インポートオプションを指定します。

インポートオプションファイルの指定例

set adb_import_errdata_file_name = "/home/adbmanager/imp_file/errdata.csv"   ...1
set adb_import_errdata_num = 500                                             ...2
set adb_import_read_size = 1024                                              ...3
set adb_import_decompress_buff_size = 1024
           :

［説明］

1. 論理エラーデータを出力する論理エラーデータファイルを指定します。

2. 論理エラーデータの出力個数の上限を指定します。

3. そのほかの性能に関するインポートオプションを指定します。

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(3)　adbimportコマンドを実行する

adbimport -u ADBUSER01                             ...1
          -p '#HelloHADB_01'                       ...2
          -k "'"                                   ...3
          -s ,                                     ...4
          -g 10                                    ...5
          -w /home/adbmanager/tmp                  ...6
          -z /home/adbmanager/imp_file/env01.txt   ...7
          -b                                       ...8
          TABLE01                                  ...9
          /home/adbmanager/imp_file/inf01.txt      ...10

［説明］

1. adbimportコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。

2. -uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。

3. 入力データファイル中で使用している囲み文字（アポストロフィ）を指定します。囲み文字にアポストロフィを指定する場合は，アポストロフィを二重引用符（"）で囲む必要があります。

4. 入力データファイル中で使用している区切り文字（コンマ）を指定します。

5. データインポート処理の経過メッセージ（KFAA80205-I）が10,000行ごとに出力されるように指定します。

6. データインポート処理時に作成される作業用一時ファイルを格納するディレクトリを指定します。

7. 「(2)　インポートオプションファイルを作成する」で作成したインポートオプションファイルの絶対パス名を指定します。

8. 表データがバックグラウンドインポートされるように指定します。

9. インポート対象表（TABLE01）を指定します。

10. 「(1)　入力データパスファイルを作成する」で作成した入力データパスファイルの絶対パス名を指定します。

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