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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


16.1.4 adbidxrebuildコマンドが使用するスレッドの関係

adbidxrebuildコマンドは,次の処理で処理リアルスレッドを使用します。

  1. 表データの検索,およびレンジインデクスの再作成

    この処理では,「1~( ↓(MAX_RTHD_NUM-1)÷2↓ )」の処理リアルスレッドを使用します。

    MAX_RTHD_NUMは,インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numの指定値またはデフォルト値となります。インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numのデフォルト値については,「16.2.2 インデクス再作成オプションの形式」の「(2) 指定形式の説明」にある,インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numを参照してください。

  2. 作業用一時ファイルの作成

    この処理では,「1~( ↓(MAX_RTHD_NUM-1)÷2↓ )」の処理リアルスレッドを使用します。

  3. B-treeインデクスおよびテキストインデクスのレコードのソート

    この処理では,「1~( MAX_RTHD_NUM-1 )」の処理リアルスレッドを使用します。

  4. B-treeインデクスおよびテキストインデクスの再作成

    この処理では,「1~( MAX_RTHD_NUM-1 )」の処理リアルスレッドを使用します。

  5. コマンドの処理経過の出力

    この処理では,処理リアルスレッドを1つ使用します。

なお,処理1と処理2は同時に実行されます。そのあとに,処理3と処理4が順に実行されます。処理5は,処理1~処理4の実行中,常に実行されます。

adbidxrebuildコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理を,次の図に示します。上記の番号は,図中の番号に対応しています。

図16‒9 adbidxrebuildコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理

[図データ]