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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


13.10.10 カラムストア表の再編成が必要かどうかを調べる(再編成要否の情報の出力)

特定のカラムストア表(ADBUSER01.TABLE01)の再編成要否の情報を出力して,再編成が必要かどうかを調べます。

■adbdbstatusコマンドの実行例

adbdbstatus -d reorginfo              ...1
            -n ADBUSER01.TABLE01      ...2
            -c 1-3                    ...3
[説明]
  1. 出力する情報として,再編成要否の情報を指定します。

  2. 再編成要否の情報を取得するカラムストア表の表名(ADBUSER01.TABLE01)を指定します。

  3. 解析対象のチャンクIDを指定します(チャンクIDが1~3のチャンクの情報を取得します)。

adbdbstatusコマンドを実行すると,表ADBUSER01.TABLE01の再編成要否の情報が出力されます。

出力結果から,次の手順に従って,各チャンクの再編成が必要かどうかを調べます。

[図データ]

手順

  1. チャンクIDを確認します。

    チャンクIDがChunk_ID列(出力結果の8列目)に出力されていることを確認します。

  2. 各チャンクの再編成が必要かどうかを確認します。

    チャンクの再編成が必要な場合は,Reorganization_necessity列(出力結果の14列目)にRecommendedが出力されます。また,該当するチャンクの再編成を推奨するKFAA60200-Wメッセージが出力されます。

    カラムストア表を再編成する方法については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドシングルチャンク表を再編成する方法またはマルチチャンク表を再編成する方法(チャンク単位で再編成する場合)を参照してください。