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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


8.3.3 SQLトレース情報の出力内容を変更したい場合

SQLトレース情報が出力されている場合に,出力するSQLトレース情報の種類やSQLトレース情報を出力する単位を変更します。

メモ

出力するSQLトレース情報の種類やSQLトレース情報の出力レベルについて,現在の状況を確認したい場合は「8.3.1 SQLトレース情報の出力状況を確認したい場合」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) ?パラメタの情報,およびアクセスパスに関する情報を出力したいとき

出力するSQLトレース情報の種類を次のとおり変更します。

SQLトレース情報を出力する単位は変更しません。

adbchgsqltrc -y param,accesspath

(2) ?パラメタの情報を出力しないで,アクセスパスに関する情報を出力したいとき

出力するSQLトレース情報の種類を次のとおり変更します。

SQLトレース情報を出力する単位は変更しません。

adbchgsqltrc -n param -y accesspath 

(3) アクセスパスに関する情報を出力しないで,SQLトレース情報をコール単位で出力したいとき

アクセスパス情報およびアクセスパスの統計情報の出力を停止します。?パラメタの情報を出力するかどうかは変更しません。

また,SQLトレース情報を出力する単位を,コール単位に変更します。

adbchgsqltrc -n accesspath -l call

(4) SQLトレース情報をSQL文単位で出力したいとき

SQLトレース情報を出力する単位を,SQL文単位に変更します。

出力するSQLトレース情報の種類は変更しません。

adbchgsqltrc -l sql