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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


6.3.3 2つ以上の表のチャンクの状態を一括して変更する場合

TABLE01の次のチャンクの状態を,次のように変更します。

TABLE02の次のチャンクの状態を,次のように変更します。

〈この項の構成〉

(1) チャンクの状態を確認する

チャンクの状態を変更する前に,変更対象のチャンクの状態を次のどちらかの方法で確認してください。

(2) チャンクの状態の一括変更設定ファイルを作成する

チャンクの状態の一括変更設定ファイルを作成します。ファイル名はchunk.txtとします。

チャンクの状態の一括変更設定ファイルの記述例
adbchunkstatus \
  -t TABLE01 \      ...1
  -w 10 \           ...2
  -n 11             ...3

adbchunkstatus \
  -t TABLE02 \      ...4
  -w 1-10 \         ...5
  -n 11-20          ...6
[説明]
  1. 処理対象表(TABLE01)を指定します。

  2. 通常状態から待機状態に変更するチャンクのチャンクIDを指定します。

  3. 待機状態から通常状態に変更するチャンクのチャンクIDを指定します。

  4. 処理対象表(TABLE02)を指定します。

  5. 通常状態から待機状態に変更するチャンクのチャンクIDを指定します。

  6. 待機状態から通常状態に変更するチャンクのチャンクIDを指定します。

(3) adbchgchunkstatusコマンドを実行する

adbchgchunkstatus -u ADBUSER01                    ...1
                  -p '#HelloHADB_01'              ...2
                  -m /home/adbmanager/chunk.txt   ...3
[説明]
  1. adbchgchunkstatusコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。

  2. -uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。

  3. (2) チャンクの状態の一括変更設定ファイルを作成する」で作成した,チャンクの状態の一括変更設定ファイル(chunk.txt)の絶対パス名を指定します。