3.1 機能
adbaudittrailコマンドは,監査証跡機能の管理を行う際に実行するコマンドです。
監査証跡機能の詳細については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドの監査証跡機能を参照してください。
adbaudittrailコマンドは,コマンド実行時にHADBサーバに接続します。
adbaudittrailコマンドでは,次の4つの操作を実施できます。
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監査証跡機能の有効化
HADBサーバの稼働中に,監査証跡機能を有効にします。監査証跡機能の環境設定の終了後に監査証跡機能を有効にすると,監査証跡ファイルに監査証跡が出力されます。
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監査証跡機能の無効化
HADBサーバの稼働中に,監査証跡機能を無効にします。監査証跡機能を無効にすると,監査証跡ファイルに監査証跡が出力されません。
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監査証跡ファイルの切り替え
監査証跡の出力対象となっている監査証跡ファイル(現用の監査証跡ファイル)を切り替えます。現用の監査証跡ファイルを切り替えることで,切り替え前の現用の監査証跡ファイル中の監査証跡を検索できるようになります。
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監査証跡機能の関連情報の表示
監査証跡機能に関連する情報を表示します。監査証跡機能が有効であるか無効であるかを確認できます。また,監査証跡ファイルの情報も確認できます。