42.6.2 入力データの指定規則
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入力データには定数を指定します。定数の指定形式については,マニュアルHADB SQLリファレンスの定数の記述形式を参照してください。
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入力データの最後にはセミコロン( ; )の指定が必要です。
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ナル値を代入する場合は,NULLと指定します。
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入力データの最大長は64,000バイトです。
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?パラメタが仮定するデータ型によって,入力データに指定できる定数の種類が決まります。指定できる組み合わせを次の表に示します。
表42‒8 ?パラメタが仮定するデータ型と,入力データに指定できる定数の組み合わせ ?パラメタが仮定するデータ型
定数の種類
数定数
文字列定数
日付定数
時刻定数
時刻印定数
バイナリ定数※1
数データ
○
×
×
×
×
○
文字データ
×
○
×
×
×
○
日時データ
DATE
×
○※2
○
×
○
○
TIME
×
○
×
○
TIMESTAMP
○
×
○
○
バイナリデータ
BINARY
×
×
×
×
○
○
VARBINARY
×
×
×
×
○
○
ROW
×
×
×
×
×
○
- (凡例)
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○:指定できます。
×:指定できません。
- 注※1
-
バイナリ定数には,次のどちらかの形式が指定できます。
・16進文字列定数
・2進文字列定数
16進文字列定数の指定形式は「X'16進文字列'」,2進文字列定数の指定形式は「B'2進文字列'」となります。このとき,OSのエンディアンを意識して指定してください。指定例を次に示します。
16進文字列定数の指定例:X'A000000000000000';
2進文字列定数の指定例:B'01011100';
- 注※2
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既定の入力表現で記述された文字列定数を指定できます。既定の入力表現については,マニュアルHADB SQLリファレンスの既定の文字列表現を参照してください。