42.6.1 例題
INSERT文で行の追加を行います。その際，？パラメタを使用します。
(1) VALUES指定で行を追加する場合
COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ INSERT INTO T1 VALUES(?,?,?); ...1 DATA ( 1) ? : SMALLINT ...2 COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ 25000; ...3 DATA ( 2) ? : VARCHAR ( 10) ...2 COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ 'HITACHI'; ...3 DATA ( 3) ? : TIMESTAMP ( 7) ...2 COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ TIMESTAMP'2011-02-23 12:00:00'; ...3 KFAA96404-I 1 rows were inserted. COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ COMMIT; ...4 KFAA96403-I SQL processing completed.
- ［説明］
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？パラメタを指定したINSERT文を実行します。
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？パラメタに対する入力データの入力要求が，次に示す形式で表示されます。
DATA (aa...aa) ?：bb...bb
aa...aa：SQL文中に指定した？パラメタの先頭からの通番が表示されます。
bb...bb：？パラメタが仮定するデータ型です。次に示すどれかが表示されます。
・INTEGER
・SMALLINT
・DECIMAL（精度，位取り）※1
・DOUBLE PRECISION※2
・CHAR（長さ）
・VARCHAR（長さ）
・DATE（長さ）
・TIME（長さ）
・TIMESTAMP（長さ）
・BINARY（長さ）
・VARBINARY（長さ）
- 注※1
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NUMERIC型に対する？パラメタは，データ型としてDECIMAL型を仮定します。そのため，DECIMAL（精度，位取り）が表示されます。
- 注※2
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FLOAT型に対する？パラメタは，データ型としてDOUBLE PRECISION型を仮定します。そのため，DOUBLE PRECISIONが表示されます。
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？パラメタが仮定するデータ型に合った定数を指定します。入力データの規則については，「42.6.2 入力データの指定規則」を参照してください。
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COMMITを実行して，INSERT文による行の追加を確定します。
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(2) 行単位（ROW指定）でデータを追加する場合
COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ INSERT INTO "T1" (ROW) VALUES(?); ...1 DATA ( 1) ? : ROW ( 10) ...2 COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ X'0A000000000000003132'; ...3 KFAA96404-I 1 rows were inserted. COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ COMMIT; ...4 KFAA96403-I SQL processing completed.
- ［説明］
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？パラメタを指定したINSERT文を実行します。
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？パラメタに対する入力データの入力要求が，次に示す形式で表示されます。
DATA (aa...aa) ?：ROW (長さ)
aa...aa：SQL文中に指定した？パラメタの先頭からの通番が表示されます。
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？パラメタが仮定するデータ型に合った定数を指定します。入力データの規則については，「42.6.2 入力データの指定規則」を参照してください。
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COMMITを実行して，INSERT文による行の追加を確定します。
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