42.3.1 標準入力からSQL文を実行する場合
SELECT文で表T1の検索を行います。
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adbsqlコマンドを開始する
adbsql
-uオプション(認可識別子)を指定した場合,手順2.はスキップされて,手順3.に進みます。-uオプション(認可識別子)および-pオプション(パスワード)を指定した場合,手順2.および手順3.はスキップされて,手順4.に進みます。
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認可識別子の入力要求に応答する
USER-ID ? ADBUSER01
CONNECT権限,および表T1に対するSELECT権限を持つHADBユーザの認可識別子を指定して,[Enter]キーを押してください。ここで指定した認可識別子でHADBサーバに接続します。
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パスワードの入力要求に応答する
PASSWORD ?
HADBサーバに接続するHADBユーザの認可識別子のパスワードを指定して[Enter]キーを押してください。入力した文字は表示されません。
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SELECT文を実行する
COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ SELECT 'C1 = ',"C1" FROM "T1"; ...1 EXP0001_NO_NAME C1 ...2 --------------- ---------------- C1 = -123456789.1234 C1 = **************** KFAA96404-I 2 rows were selected.
- [説明]
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1.実行するSELECT文です。SQL文の終わりにセミコロン( ; )を記述してください。
2.この行以降は,SELECT文の実行結果です。SQL文の実行結果の表示形式については,「42.7 SQL文の実行結果の出力形式」を参照してください。
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adbsqlコマンドを終了する
COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ #EXIT;
adbsqlサブコマンドの#EXITを実行して,adbsqlコマンドを終了します。
- 表示されるプロンプトについて
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adbsqlコマンドを実行すると,次の表に示すどれかのプロンプトが表示されます。
表42‒1 SQL文またはadbsqlサブコマンドの入力画面で表示されるプロンプト 項番
プロンプトの表示形式
意味
1
USER-ID ?
HADBサーバに接続する認可識別子の入力待ち状態です。adbsqlコマンドの実行後,またはadbsqlサブコマンドの#CONNECTの実行後に表示されます。ただし,adbsqlコマンドの実行時に-uオプションを指定した場合,このプロンプトは表示されません。
認可識別子に指定できる文字列の長さは1~100バイトです。ただし,認可識別子を囲む二重引用符は,1~100バイトには含みません。
認可識別子の入力要求の際に,認可識別子を指定しなかった場合,認可識別子としてADBUSERが仮定されます。
2
PASSWORD ?
パスワードの入力待ち状態です。ただし,adbsqlコマンドの実行時に-uオプションおよび-pオプションを指定した場合,このプロンプトは表示されません。
パスワードを入力しても,入力した文字は表示されません。
パスワードに指定できる文字列の長さは1~255バイトです。パスワードは省略できません。
3
COMMAND ?
通常の入力待ち状態です。
4
NEXT ?
継続行の入力待ち状態です。
SQL文またはadbsqlサブコマンドの終わりを示すセミコロン( ; )が指定されない状態で[Enter]キーを押すと,その行は継続行(SQL文またはadbsqlサブコマンドが途中である)と見なされます。このプロンプトが表示された場合,SQL文またはadbsqlサブコマンドの続きを入力してください。
5
DATA(n) ?
?パラメタに対するデータの入力待ち状態です。このあとに表示されるCOMMAND ?のあとに,?パラメタのデータを入力してください。