42.5.14 #SET EXECTIME REPORT(SQL文の実行時間の出力)
- 機能
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次に示すSQL文の実行時間を出力するかどうかを指定します。
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定義系SQL
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操作系SQL
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制御系SQL
SQL文の実行時間には,次に示す時間が出力されます。
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定義系SQLの場合
a_rdb_SQLAllocStmt()の発行前から,a_rdb_SQLFreeStmt()が完了するまでの時間
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SELECT文の場合
最初の行の取り出し(最初のa_rdb_SQLFetch())から,行の取り出し終了(最後に発行するa_rdb_SQLFetch())までの時間
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SELECT文以外の操作系SQLの場合
a_rdb_SQLExecute()の発行前から,a_rdb_SQLExecute()が完了するまでの時間
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制御系SQLの場合
a_rdb_SQLEndTran()の発行前から,a_rdb_SQLEndTran()が完了するまでの時間
初期値はOFF(SQL文の実行時間を出力しない)になります。
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- 形式
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#SET EXECTIME REPORT {ON|OFF};
ON:SQL文の実行時間を出力します。
OFF:SQL文の実行時間を出力しません。
ONを指定した場合の,SQL文の実行時間の出力形式を次に示します。
KFAA96415-I SQL processing time (aa....aa) : ssssssssssss.pppppp sec.
- (凡例)
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aa....aa:実行した動作が表示されます。行の取り出しの場合は,Fetchが表示されます。SQL文の実行の場合は,Executeが表示されます。
ssssssssssss:秒数を表します。有効な桁数が,左詰めで表示されます。
pppppp:小数秒を表します。
- 留意事項
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エラーが発生した場合,SQL文の実行時間は出力されません。