40.5.2 コネクションの稼働情報で出力される項目の一覧
コネクションの稼働情報で出力される項目(列)のタイトル,および出力される内容を次の表に示します。各列の出力順序は,次に示す表の項番の順序と同じです。
項番 |
列のタイトル |
出力される内容 |
囲み文字の有無 |
---|---|---|---|
1 |
Type |
|
× |
2 |
Timestamp |
|
○ |
3 |
Last_execute_time |
|
○ |
4 |
AP_name |
|
○ |
5 |
Connection_num |
|
× |
6 |
Connect_time |
|
○ |
7 |
Tran_start_cnt |
|
× |
8 |
Tran_commit_cnt |
|
× |
9 |
Tran_rollback_cnt |
|
× |
10 |
SQL_execute_wait_total_time |
|
× |
11 |
SQL_execute_wait_cnt |
|
× |
12 |
Multi_stmt_insufficient_thd_cnt |
|
× |
13 |
SELECT_cnt |
|
× |
14 |
SELECT_total_time |
|
× |
15 |
Fetch_row_cnt |
|
× |
16 |
INSERT_cnt |
|
× |
17 |
INSERT_total_time |
|
× |
18 |
UPDATE_cnt |
|
× |
19 |
UPDATE_total_time |
|
× |
20 |
DELETE_cnt |
|
× |
21 |
DELETE_total_time |
|
× |
22 |
Update_row_cnt |
|
× |
23 |
TRUNCATE_TABLE_cnt |
|
× |
24 |
TRUNCATE_TABLE_total_time |
|
× |
25 |
PURGE_CHUNK_cnt |
|
× |
26 |
PURGE_CHUNK_total_time |
|
× |
27 |
Hashgrp_area_max_size |
|
× |
28 |
Hashgrp_area_get_cnt |
|
× |
29 |
Hashtbl_area_max_size |
|
× |
30 |
DBbuff_wrktbl_clt_read_cnt |
|
× |
31 |
DBbuff_wrktbl_clt_write_cnt |
|
× |
32 |
Log_usrbuf_out_cnt |
|
× |
33 |
Log_usrfile_max_size |
|
× |
34 |
DBarea_extension_cnt |
|
× |
35 |
Log_usrfile_write_cnt |
|
× |
36 |
DBbuff_wrktbl_clt_request_fix_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
37 |
DBbuff_wrktbl_clt_pagein_fix_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
38 |
DBbuff_wrktbl_clt_pageout_fix_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
39 |
DBbuff_blk_pagein_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
40 |
DBbuff_blk_pageout_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
41 |
DBbuff_blk_read_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
42 |
DBbuff_blk_write_cnt |
システムで使用する値です。 |
× |
43 |
Directory_send_num |
|
× |
44 |
Directory_recv_num |
システムで使用する値です。 |
× |
45 |
Log_send_num |
システムで使用する値です。 |
× |
46 |
Log_recv_num |
システムで使用する値です。 |
× |
47 |
DBbuff_send_num |
システムで使用する値です。 |
× |
48 |
DBbuff_recv_num |
システムで使用する値です。 |
× |
49 |
Node_com_num |
|
× |
50 |
Node_com_time |
|
× |
51 |
Log_usrfile_reduced_cnt |
|
× |
- (凡例)
-
○:出力される値が囲み文字で囲まれます。
×:出力される値が囲み文字で囲まれません。
- 注※1
-
年(YYYY)は4桁で出力されます。月(MM),日(DD),時(hh),分(mm),および秒(ss)は2桁で出力されます。マイクロ秒(nnnnnn)は6桁で出力されます。桁数が足りない場合は,足りない分,左側に0が補われます。△は半角空白を表します。
- 注※2
-
「前回の出力日時」として出力される日時を,次の図に示します。
コネクションAおよびコネクションBを確立してから初めてコネクションの稼働情報を出力した場合,「前回の出力日時」には,それぞれのコネクションを確立した日時が出力されます。2回目以降にコネクションの稼働情報を出力すると,「前回の出力日時」には,該当するコネクションの稼働情報を最後に出力した日時が出力されます。
- 注※3
-
APからの明示的なトランザクション開始回数だけでなく,HADBサーバの開始時やコマンド実行時に,システムが暗黙的に開始したトランザクションの回数も含まれます。
- 注※4
-
COMMIT文またはROLLBACK文の実行による,APからの明示的なトランザクション終了回数だけでなく,次の値も回数に含まれます。
-
定義系SQL文を実行したときに,暗黙的にコミットされた回数
-
SQLエラーになったときに,暗黙的にロールバックされた回数
-
コマンド実行時に,システムが暗黙的にトランザクションを終了した回数
-
- 注※5
-
検索行数は,HADBサーバでの検索行数になります。そのため,検索結果の一括転送を使用したSQL文でエラーが発生した場合,APがFETCHした行数と異なる値が出力されることがあります。
また,次に示すコマンドの実行時に検索した行数は,検索行数に含まれません。
-
adbarchivechunkコマンド
-
adbexportコマンド
-
adbgetcstコマンド
-
adbidxrebuildコマンド
-
adbmergechunkコマンド
-
adbreorgsystemdataコマンド
-
- 注※6
-
検索結果の一括転送を使用したSQL文でエラーが発生した場合,エラーが発生するまでの更新行数がカウントされます。暗黙的にロールバックされた場合も,更新行数に含まれます。
- 注※7
-
ローカルハッシュグループ化処理が適用されると,SQL処理リアルスレッドの本数分,ハッシュグループ化領域が確保されます。また,外への参照列を含む副問合せ内でローカルハッシュグループ化処理が適用された場合,副問合せの外側の行数分,ローカルハッシュグループ化処理が実行されます。したがって,ハッシュグループ化領域は,次の計算式で求められる値の回数だけ確保されます。
外側の問合せの行数×SQL処理リアルスレッド数
- 注※8
-
作業表用DBエリアの自動増分の回数は含まれません。作業表用DBエリアで自動増分が発生しているかどうかは,「40.5.1 HADBサーバの統計情報で出力される項目の一覧」の「表40‒4 HADBサーバの統計情報で出力される列」にある項番13のWrktbl_page_use_maxの値を基に判断してください。