Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


38.5.7 #GETCOUNT(チャンクに格納されているデータの件数の取得)

機能

指定したチャンクに格納されているデータの件数を取得します。

#GETCOUNTは,マルチチャンク表に実行できます。

形式
#GETCOUNT 表名 CHUNKID=チャンクID;
表名

データの件数を取得する表名を指定します。HADBサーバに接続したHADBユーザ(認可識別子)が,SELECT権限を持つマルチチャンク表の表名だけを指定できます。

チャンクID

データの件数を取得するチャンクIDを指定します。存在するチャンクIDを指定してください。チャンクIDを調べる方法については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドシステム表の検索を参照してください。

メモ

このサブコマンドを使用すると,指定したチャンクIDのチャンクが待機状態の場合も,対象のチャンクに格納されているデータの件数を取得できます。

留意事項
  • #GETCOUNTの出力形式は,表名で指定した表を検索するSELECT文と同じ形式です。SELECT文の出力形式については,「38.7.2 操作系SQLの場合(SELECT文)」を参照してください。

  • #SET DISPLAYOFF(検索結果を出力しない)を指定していても,#GETCOUNTの結果は出力されます。adbsqlサブコマンドの#SET DISPLAYについては,「38.5.12 #SET DISPLAY(検索結果の出力)」を参照してください。

  • #GETCOUNTを指定している場合,#SET EXECTIME REPORTおよび#SET OPT REPORTの指定は有効になりません(常にOFFと見なされます)。