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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


35.2.2 バッファ変更オプションの形式

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

set adb_dbbuff_wrktbl_clt_blk_num = ローカル作業表用バッファのページ数

上記のバッファ変更オプションの指定規則は,サーバ定義と同じです。サーバ定義の指定規則については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドサーバ定義の文法規則を参照してください。

(2) 指定形式の説明

adb_dbbuff_wrktbl_clt_blk_num = ローカル作業表用バッファのページ数

〜〈整数〉((5〜100,000,000))

ローカル作業表用バッファのページ数を指定します。

このオプションを指定すると,サーバ定義のadb_dbbuff_wrktbl_clt_blk_numオペランドの指定値を一時的に変更できます(このオプションの指定値が優先されます)。

ただし,HADBサーバが終了すると,このオプションで指定した内容は失われます。

また,次のどれかを指定している場合,このオプションを指定しても,ローカル作業表用バッファのページ数は変更されません。

  • クライアント定義のadb_dbbuff_wrktbl_clt_blk_numオペランド

  • エクスポートオプションadb_export_wrktbl_blk_num

メモ
  • サーバ定義のadb_dbbuff_wrktbl_clt_blk_numオペランドについては,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドサーバ定義の設計サーバ定義のオペランドの内容性能に関するオペランド(set形式)を参照してください。

  • クライアント定義のadb_dbbuff_wrktbl_clt_blk_numオペランドについては,マニュアルHADB AP開発ガイドクライアント定義の設計クライアント定義のオペランドの内容性能に関するオペランドを参照してください。

  • エクスポートオプションadb_export_wrktbl_blk_numについては,「14.2.2 エクスポートオプションの形式」を参照してください。

  • ローカル作業表を作成するSQL文については,マニュアルHADB AP開発ガイドAPの性能向上に関する設計作業表が作成されるSQLを実行する際の考慮点SQLを実行した場合に作成される作業表についてを参照してください。