2.1.2　adbarchivechunkコマンドが使用するスレッドの関係

adbarchivechunkコマンドは，次の処理で処理リアルスレッドを使用します。

1. 表データの検索

   処理リアルスレッドを1つ以上使用します。

2. アーカイブされるチャンクのデータの圧縮

   処理リアルスレッドを1つ以上使用します。

3. コマンド実行時に指定したチャンクのデータの削除

   処理リアルスレッドを1つ以上使用します。

4. コマンドの処理経過の出力

   処理リアルスレッドを1つ使用します。

処理1と処理2は同時に実行されます。そのあとに，処理3が実行されます。処理4は，処理1～処理3の実行中，常に実行されます。

adbarchivechunkコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理を，次の図に示します。上記の番号は，図中の番号に対応しています。

図2‒2　adbarchivechunkコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理

adbarchivechunkコマンドが各処理で使用する処理リアルスレッド数は，adbarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッド数から自動的に算出されます。adbarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッド数については，「2.2.2　アーカイブチャンクオプションの形式」の「(2)　指定形式の説明」にある，アーカイブチャンクオプションadb_arcv_rthd_numを参照してください。

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