Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


1.2 マルチノード機能を使用している場合にコマンドを実行できるノード

マルチノード機能を使用している場合にコマンドを実行できるノードを次の表に示します。

なお,各コマンドの実行条件については,「1.1 コマンドの一覧」を参照してください。

表1‒3 マルチノード機能を使用している場合にコマンドを実行できるノード

項番

機能

コマンド名

コマンドを実行できるノード

プライマリノード

セカンダリノード

1

インストール・環境設定

インストール

adbinstall

2

データベースの初期設定

adbinit

3

DBエリアの追加・変更

adbmodarea

×

4

バッファの変更

adbmodbuff

×

5

HADBサーバの開始・終了

HADBサーバの開始

adbstart

6

HADBサーバの終了

adbstop

※1

7

データベースのメンテナンスとバックアップ

HADBサーバの稼働モードの変更

adbchgsrvmode

×

8

表データのインポートとエクスポート

実表へのデータのインポート

adbimport

×

9

表のデータのエクスポート

adbexport

×

10

インデクスのメンテナンス

インデクスの再作成

adbidxrebuild

×

11

チャンクのメンテナンス

チャンクのマージ

adbmergechunk

×

12

チャンクのアーカイブ

adbarchivechunk

×

13

チャンクのアンアーカイブ

adbunarchivechunk

×

14

チャンクの状態変更

adbchgchunkstatus

×

15

チャンクのコメントの設定・変更・削除

adbchgchunkcomment

×

16

システム表(実表)のメンテナンス

システム表(実表)の再編成

adbreorgsystemdata

×

17

HADBサーバの状態表示

クライアントグループ・コマンドグループの情報表示

adbls -d cltgrp

18

コネクションの状態表示

adbls -d cnct

19

グローバルバッファの情報表示

adbls -d gbuf

20

ローカル作業表用バッファの情報表示

adbls -d lbuf

21

排他資源の状態表示

adbls -d lock

22

メモリの使用状況の表示

adbls -d mem

23

共有メモリの情報表示

adbls -d shm

24

HADBサーバの状態表示

adbls -d srv

25

スレッドの状態表示

adbls -d thd

26

バージョン情報の表示

adbls -d ver

27

SQL文の実行

標準入力やファイルからのSQL文の実行

adbsql

28

辞書の管理

同義語辞書の登録・削除など

adbsyndict

×

29

情報収集・解析

データベースの状態解析

adbdbstatus

×

30

コスト情報の収集

adbgetcst

×

31

HADBサーバの稼働情報の表示

adbstat

32

SQLトレース情報の出力開始・停止

adbchgsqltrc

33

トラブルシュート

トランザクションまたはコマンドの強制終了

adbcancel

34

トラブルシュート情報の取得

adbinfoget

35

トラブルシュート情報の削除

adbinfosweep

36

マルチノード機能

各ノードのHADBサーバの状態表示

adbls -d node

37

ノード種別の変更

adbchgnodetype

×

38

HADBサーバの監視

adbmonitor

39

クライアント定義の集中管理機能

クライアント定義の集中管理

adbclientdefmang

×

40

監査証跡機能

監査証跡機能の管理

adbaudittrail

※2

41

監査証跡ファイルの変換

adbconvertaudittrailfile

42

更新行のカラム化機能

更新行のカラム化機能の管理

adbcolumnize

×

(凡例)

○:コマンドを実行できます。

×:コマンドを実行できません。

注※1

adbstopコマンドをセカンダリノードで実行する場合は,--nodeオプションを指定してください。

注※2

指定するオプションによって,実行できるノードが異なります。詳細は「3.5 注意事項」の「表3‒3 指定するオプションとadbaudittrailコマンドを実行できるノードの対応」を参照してください。