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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


19.5.8 a_rdb_CNV_DATEchar()(DATE型データの変換)

〈この項の構成〉

(1) 機能

SQLのDATE型のデータをC言語またはC++言語の文字列データに変換します。DATE型のデータを文字列データに変換する場合の例を次の図に示します。

図19‒8 DATE型のデータを文字列データに変換する場合の例

[図データ]

[説明]
  • DATE型のデータを,日付を表す既定の出力表現に従って文字列データに変換します。日付を表す既定の出力表現については,マニュアルHADB SQLリファレンス既定の文字列表現を参照してください。

  • 末尾にナル文字(0x00)を付加します。

(2) 形式

#include <adbcnv.h>
 
signed short a_rdb_CNV_DATEchar
(
  unsigned char       *DATE_Data,               /* In  */
  char                *char_Data,               /* Out */
  unsigned short       BufferLength,            /* In  */
  void                *Option                   /* In  */
)

(3) 引数の説明

DATE_Data

変換前のDATE型のデータを格納している領域の先頭アドレスを指定します。

char_Data

変換後の文字列データ(C言語またはC++言語の文字列データ)を格納する領域の先頭アドレスを指定します。

BufferLength

変換後の文字列データを格納する領域の長さをバイト数で指定します。11を指定してください。

Option

NULLを指定します。

(4) 戻り値

  1. a_rdb_CNV_DATEchar()が正常に終了した場合,a_rdb_RC_CNV_SUCCESSが返却されます。

  2. エラーが発生した場合,戻り値にエラーコードが返却されます。エラーコードについては,「19.8 CLI関数の戻り値」を参照してください。

(5) 留意事項

変換前のデータ格納領域(DATE_Data)と,変換後のデータ格納領域(char_Data)は重複しないようにしてください。