19.4.5 a_rdb_SQLCloseCursor()(カーソルのクローズ)
(1) 機能
カーソルをクローズして,行の取り出しを終了します。
行を取り出している最中の処理リアルスレッドがある場合,その処理リアルスレッドを終了します。
(2) 形式
signed short a_rdb_SQLCloseCursor ( void *ConnectionHandle, /* In */ void *StatementHandle, /* In */ void *Option /* In */ )
(3) 引数の説明
- ConnectionHandle:
-
コネクションハンドルを指定します。
- StatementHandle:
-
文ハンドルを指定します。
- Option:
-
NULLを指定します。
(4) 戻り値
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a_rdb_SQLCloseCursor()が正常に終了した場合,a_rdb_RC_SQL_SUCCESSが返却されます。
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カーソルのクローズには成功したが,サーバメッセージログファイルまたはクライアントメッセージログファイルを格納しているディスクが満杯になった場合,a_rdb_RC_SQL_WARNINGが返却されます。
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クライアントメッセージログファイルにメッセージが出力できない場合にエラーが発生したときは,エラー要因コードが返却されます。エラー要因コードについては,「19.8 CLI関数の戻り値」を参照してください。
(5) 留意事項
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次に示す場合,a_rdb_SQLCloseCursor()は実行できません。
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コネクションが確立されていない場合
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無効な文ハンドルを指定した場合
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行の取り出し処理で発生したエラーを,カーソルクローズで検知した場合
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トランザクションが終了した場合,その時点でオープンしているカーソルはすべてクローズされます。また,暗黙的にデータベースへの更新が無効にされた場合にも,カーソルはすべてクローズされます。なお,暗黙的にデータベースへの更新が無効にされた場合,サーバメッセージログファイルおよびクライアントメッセージログファイルに,KFAA51001-EまたはKFAA51002-Eメッセージが出力されます。