19.2.2　a_rdb_SQLConnect()（コネクションの確立）

(1)　機能

HADBサーバとのコネクションを確立します。

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(2)　形式

signed short a_rdb_SQLConnect
(
  void                          *ConnectionHandle,   /* In */
  char                          *UserID,             /* In */
  char                          *Password,           /* In */
  a_rdb_SQLResultInfo_t         *ResultInfo,         /* In */
  void                          *Option              /* In */
)

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(3)　引数の説明

ConnectionHandle：

コネクションハンドルを指定します。

UserID：

HADBサーバに接続する認可識別子をC言語またはC++言語の文字列表現で指定します。

Password：

UserIDで指定した認可識別子のパスワードをC言語またはC++言語の文字列表現で指定します。

パスワードの規則については，マニュアルHADB　SQLリファレンスのCREATE USER文の指定形式および規則を参照してください。

ResultInfo：

CLI関数の呼び出し単位で各種結果を返却するSQL結果情報のアドレスを指定します。a_rdb_SQLDisconnect()が発行されるまで，指定した領域にSQL結果情報が返却されます。

アドレスがNULLの場合，SQL結果情報は返却されません。

a_rdb_SQLResultInfo_t構造体については，「19.7.6　a_rdb_SQLResultInfo_t構造体（SQL結果情報）」を参照してください。

Option：

NULLを指定します。

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(4)　戻り値

1. a_rdb_SQLConnect()が正常に終了した場合，a_rdb_RC_SQL_SUCCESSが返却されます。

2. コネクションハンドルの確立には成功したが，サーバメッセージログファイルまたはクライアントメッセージログファイルを格納しているディスクが満杯になった場合，a_rdb_RC_SQL_WARNINGが返却されます。

3. クライアントメッセージログファイルにメッセージが出力できない場合にエラーが発生したときは，エラー要因コードが返却されます。エラー要因コードについては，「19.8　CLI関数の戻り値」を参照してください。

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(5)　留意事項

次に示す場合，a_rdb_SQLConnect()は実行できません。

• CONNECT権限を持たないHADBユーザが実行した場合

• コネクションがすでに確立されている場合

• 不正な認可識別子を指定した場合

• HADBサーバの文字コードと異なる文字コードがADBCLTLANGに指定されている場合

• HADBサーバへの接続数が，最大同時接続数に達している場合

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