19.4.8　a_rdb_SQLExecDirect()（SQL文の前処理および実行）

(1)　機能

SQL文を前処理して実行します。実行可能なSQL文を次に示します。

• DELETE文^※

• INSERT文^※

• PURGE CHUNK文^※

• TRUNCATE TABLE文

• UPDATE文^※

• 定義系SQL

注※

？パラメタが指定されている場合は，a_rdb_SQLExecDirect()を実行できません。

ページの先頭へ

(2)　形式

signed short a_rdb_SQLExecDirect
(
  void                          *ConnectionHandle,   /* In */
  void                          *StatementHandle,    /* In */
  char                          *StatementText,      /* In */
  void                          *Option              /* In */
)

ページの先頭へ

(3)　引数の説明

ConnectionHandle：

コネクションハンドルを指定します。

StatementHandle：

文ハンドルを指定します。

StatementText：

前処理および実行するSQL文のテキストをC言語またはC++言語の文字列表現で指定します。

Option：

NULLを指定します。

ページの先頭へ

(4)　戻り値

1. a_rdb_SQLExecDirect()が正常に終了した場合，a_rdb_RC_SQL_SUCCESSまたはa_rdb_RC_SQL_NO_DATAが返却されます。

2. SQL文を前処理して実行することには成功したが，サーバメッセージログファイルまたはクライアントメッセージログファイルを格納しているディスクが満杯になった場合，a_rdb_RC_SQL_WARNINGが返却されます。

3. クライアントメッセージログファイルにメッセージが出力できない場合にエラーが発生したときは，エラー要因コードが返却されます。エラー要因コードについては，「19.8　CLI関数の戻り値」を参照してください。

ページの先頭へ

(5)　留意事項

次に示す場合，a_rdb_SQLExecDirect()は実行できません。

• コネクションが確立されていない場合

• 無効な文ハンドルを指定した場合

ページの先頭へ